12月8日(月) ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ東京ウィーク 市民社会・コミュニティ・ラウンドテーブル 「保健への世界的な資金難の時代にどう「すべての人に健康を」を実現するか:ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ、HIV/AIDS、感染症を焦点に」
ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ東京ウィーク
市民社会・コミュニティ・ラウンドテーブル
保健への世界的な資金難の時代にどう「すべての人に健康を」を実現するか:ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ※、HIV/AIDS、感染症を焦点に
※ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC):全ての人が、経済的困難に陥ることなく、必要とする質の高い保健・医療サービスを利用できること。
◎日時:12月8日午後5時~7時
(開場:午後4時30分)
◎場所:TKP新橋汐留カンファレンスセンター 4A会議室
・所在地:東京都 港区 東新橋1-1-16 汐留FSビル 4階
・行き方:JR新橋駅 南改札(汐留口)徒歩3分
・アクセス:
https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-shimbashi-shiodome/access/
◎形式:対面での円卓会議(オンラインはありません)
◎参加申込:以下の登録フォームに登録してください。
・登録フォーム https://forms.gle/a7S6j5jahKzYexST8
◎言語:日本語・英語(同時通訳付き)
◎参加費:無料(定員:30人)
◎主催:(特活)アフリカ日本協議会、(特活)akta、ユニットエイド理事会NGO代表団・コミュニティ代表団、ユニットエイド提言ネットワーク(UAN)
★2025年は、世界的に保健分野の国際協力資金が大幅に減少した年として記憶されるでしょう。これにより、いま、途上国では、資金の減少により、保健サービスのカバレッジと医薬品へのアクセスが後退し、コミュニティ・ベースの保健への取り組みも減退し、HIV/AIDSなど感染症の動向調査の能力も低下する状態となっています。世界は「保健危機」に直面しているのです。
★保健に取り組む市民社会(NGO、コミュニティ団体、患者団体など)は、これまで、保健問題の当事者や影響を強く受ける人々の保健サービスへのアクセスの拡大に大きな役割を果たしてきました。今回の危機に際しても、市民社会は、HIV/AIDSを始め、様々な保健課題で、資金低下の影響を調査し、現場で命を救い、拡大する保健格差を埋めるために奔走してきました。
★12月6日から12日までの1週間、東京で、世界各国で保健に取り組む市民社会のリーダーたちが一堂に会する機会があります。UHCハイレベルフォーラムの開催(12月6日)、UHC2030運営委員会(12月7-8日)、ユニットエイドの理事会(12月10-11日)が相次いで開催されるのです。この一週間を「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)東京ウィーク」と呼んでいます。
★このラウンドテーブルは、この機会を活用して、現在の保健財政危機に関して、東京に集まった、保健に取り組む世界の市民社会のリーダーたちの話に耳を傾け、率直に議論するというものです。保健に取り組む市民社会の皆様を始め、保健のみならず、民主主義や人権、経済的公正等に関心を持つ多くの皆様に御参加いただければ幸いです。
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<プログラム>
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★第1部 国際保健資金低下のインパクト
「UHC東京ウィーク」で来日するアフリカのHIV/AIDS関係コミュニティ・リーダーやUHCに取り組むアクティヴィストたちから、途上国の現場で何が起こっているかを聞きます。
★第2部 国際保健政策・フレームワークの大変化
国際保健政策は21世紀に入ってから最大の変化を経験しつつあります。アメリカの国際保健政策はどう展開しているのか、これに対して、UHC実現に向けてどの様な新しいビジョンが生まれているのか、政策提言の最先端で取り組む市民社会リーダーたちから話を聞きます。
★第3部 変化の中でビジョンをつかみとる:ディスカッション
この大変化の中で、2030年までに「地球規模の公衆衛生上の脅威」としてのHIV/AIDSや結核・マラリアを終わらせ、UHCを実現するにはどうするか、私たちのビジョンを討議します。
<登壇者>
◎HIV/AIDSに取り組む日本のコミュニティ・リーダー、研究者
・岩橋恒太氏(NPO法人akta)
・田沼順子氏(国際医療福祉大学)
◎ユニットエイド理事会 コミュニティ代表団
・キャロル・ナウィナ氏(ザンビア) ユニットエイド理事(コミュニティ)
・ケンリー・シクウェセ氏(ザンビア)
◎ユニットエイド理事会 NGO代表団
・シャロナン・リンチ氏(米国) ユニットエイド理事(NGO)
・オライデ・アカニ氏(ナイジェリア)
◎UHC2030 市民社会参画メカニズム
・ザヘドゥル・イスラーム氏(ウクライナ/バングラデシュ) UHC2030運営委員
・ローズマリー・ブル氏(ケニア) UHC2030元運営委員
・ジャスティン・クーニン氏(オーストラリア)UHC2030前共同議長
◎グローバルファンド提言者ネットワーク アジア太平洋
・レイチェル・オン氏(シンガポール)
<企画コーディネイター>稲場雅紀(アフリカ日本協議会)
