2018年11月30日(金) H.POT―HIV multilingual info Japan― 多言語によるHIV情報サイト 始まる!
H.POT ― HIV multilingual info Japan ―
多言語によるHIV情報サイト 始まる!
ゲイ・バイセクシュアル男性のセックスライフにおいてHIV/AIDSやSTIs(性感染症)の情報はとても大事です。しかし日本では、英語以外の外国語でそうした健康情報を探したり、サービスにアクセスすることが難しいです。一方で、日本に来たり、住む外国人は増え続けています。中国、台湾、韓国、アジア各国やブラジルなど南アメリカ出身の人たちは、すでに日本に多く住んでいます。
そこで、日本にいる、日本語を母語としないゲイ・バイセクシュアル男性のために、HIV/AIDSの基本情報をそれぞれの言語でまとめたウェブサイトを作りました。中国語(簡体字、繁体字)、韓国・朝鮮語、タイ語、フィリピン語(タガログ語)、ベトナム語、ネパール語、スペイン語、ポルトガル語、英語、日本語の11言語です。
このサイトは、HIV総合情報サイト「HIVマップ」が提供しています。また、HIVマップの制作チームと、沢田貴志さん(シェア=国際保健協力市民の会/港町診療所)、滞日外国人支援をされている団体・個人、海外の研究者・医療者、NOT ALONE CAFEのチーム、厚労省のエイズ対策政策研究事業「外国人に対するHIV検査と医療サービスへのアクセス向上に関する研究」などとのコラボレーションによって実現したものです。
2018年11月
HIVマップ スタッフ一同
※HIVマップは厚生労働省委託事業「同性愛者等のHIVに関する相談・支援事業~同性愛者等向け
ホームページによる検査相談等情報提供」として、運営をNPO法人aktaが受託しています。