1月20日(金) akta Talk Show HIV/エイズの今を知る! vol.18 「今の治療と検査」
akta Talk Show HIV/エイズの今を知る! vol.18
「今の治療と検査」
2017年1月20日(金)20:00 – 22:00
community center akta
〒160-0022 東京都 新宿区新宿2-15-13-301
入場無料
出演:今村顕史(がん・感染症センター都立駒込病院 感染症科 医師 / 厚生労働科学研究費補助金・エイズ対策政策研究事業「HIV検査受検勧奨に関する研究」研究代表者)
岳中美江
司会:岩橋恒太(コミュニティセンターakta/NPO法人akta)
UNAIDSは2020年までに世界で達成すべき目標として、「90-90-90」という努力目標を掲げています。1つ目の90がHIVに感染している人が自分のステータスを把握できる割合を90%、2つ目が検査で感染がわかった人が抗HIV治療を開始できている割合を90%、3つ目が治療を始めた人がウイルスを検出限界以下まで抑えられる状態を維持できている割合を90%に達成する、といったものです。
HIVの治療は、この20年で非常によくなったといわれています。また日本の場合、治療をする際の金銭的な支援制度も様々な努力のもと、他国に比べて整備されてきました。そうしたなか、いま日本の医療の現場で言われているのは、先のUNAIDSの90-90-90の、後者の2つの達成は十全にできていること、そして最初の90の達成が今取り組むべき課題であることです。
最初の90の達成、つまりHIVに感染している可能性がある人が検査によって自分のステータスに気づく割合を90%に近づけるためには、どのような取り組みがいま求められるでしょうか?またそうした取り組みだけにフォーカスすることで、見えにくくなってしまう課題はないのでしょうか?
今回は過去から現在にかけてのHIVの治療の移り変わりや、HIV検査そのものを自分にとって、そしてこの地域にとってどのように考えていったらいいかこれまでの具体的な検査の取り組みを踏まえて、みなさんと考える機会としたいと願い、お2人のゲストに登壇いただきます。
ぜひ、ご参加ください。
主催 : NPO法人akta
協力 : 東京都福祉保健局、コミュニティセンターakta
東京都委託事業