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サモサ

以前から、ゲイバーで飲んでいるときに

デリバリーボーイズさんが

チラシやコンドームを配布してくれているのは

ちょくちょく知っていました。

とてもさわやかで、挨拶が丁寧で、

好青年のイメージがあり、

どんなメンバーがどんなふうに活動しているのかは

興味がありました。

最近になって、アクタの別のイベントに参加する機会があり、

アクタが身近に感じられ始め、

また、サイトでデリバリーボーイズの体験レポートを読み

(まさに、この体験レポートですね、、、)

雰囲気がよさそう(!)と思って

40過ぎの私ですが、飛び込んでみました。

当日、会場では、まず親切なガイダンスがあり、

配布作業や、コンドームの補充作業など

手順をくわしく聞きます。

不安ゼロの雰囲気です。

そして、別室で着替え。

今日は、クリスマス前ということで、

トナカイやサンタのコスプレつきとのこと。

初日にしては、ハードルが高い、、、と思いましたが

あまりに、皆さんがキャッキャ楽しんでいるので、

まあいいか、と深く考えず、流れに任せられました。

チーム編成が発表され、

自分は3,5丁目のバーも回るチームです。

あ、知らない場所でおもしろそう、、、!

しかも、一緒に回ってくれる先輩は「あきちゃん」。

場の笑いを全部もっていくオテンバトーク炸裂の30代で

早々に、自分のニックネームと違う

「じゃがいも」の呼称をもらいました。

あきちゃんは、この日新しく配布する

「ヤローページ上野・浅草版」を

お店の人に、丁寧な説明を加えながら配り、

自分はその間にコンドームBOXの中に

減った分を数えながら補充する、

という役回り。

お店の方は親切な方が多く、

「ごくろうさま」「ありがとうね」「来年もよろしく」

など、ねぎらいの言葉をかけてくださるところが

ほとんどです。

新人であっても、気後れすることなく、

お店の方と会話できる雰囲気があります。

今までのデリバリーボーイズさんたちが

いい関係をお店の方とつくってきたんだな、

と実感しました。

あきちゃんはベテランさんで、

お店の人とのトークも軽快。

いや、むしろ、どっちがおもしろいこと言うかのトーク合戦?

すきあらば、お客さんともからみ、

まんじゅうまでもらってくるアイドルぶりを発揮。

さすがでした、、、笑

1チームで30~40軒を回る、

ということで1時間半ほど歩きましたが、

あっという間の時間でした。

自分が知らないお店も数多くお邪魔し、

いろいろなゲイバーがあって、

いろいろなお客さんが楽しんでいる、

と、社会勉強的なテイストも含めて

本当にいい経験でした。

全員が戻ったら反省会です。

そこでは、アクタのスタッフさんから

地方出張のお土産(もみじまんじゅう)まで頂き、

お菓子を囲みながら、アットホームな報告が始まりました。

みなさんとても丁寧な報告で、

次回、別のボランティアがその店にデリバリーしても、

お店の営業の雰囲気を損ねないよう

申し送り事項を細かく確認しているのが印象的でした。

また、こうしたHIV予防の活動を提携する

新規のお店の開拓にも積極的なアンテナを立てていて、

お店の人との何気ない会話から、

新しいお店を紹介してもらうなどもしているようです。

今回、新たな店舗名がいくつか出たとき、

全員が「お~!」と喜び合うところが

とても新鮮で、ちょっと感動的でした。

そこで、思いました。

自分は今まで、コンドームを無料配布している

ボランティア活動の意味について

あまり深くは考えていなかったな、、、と。

こうした支援活動は、

「楽しい」とか「好き」と思う人たちが

自主的にやっているもの、

ぐらいのイメージだったと思います。

でも、実際参加して感じたのは、

自分のゲイライフに

この活動はダイレクトに絡んでいるな、という実感です。

自分は今まで、アクタが配布している

コンドームを、バーで手にして持ち帰り、

それにお世話になったことも、

わずかながらにでも、あるわけで、

また、そのパッケージデザインを見て

自分はこれが好きだな、、、と思って

自分のゲイ的なテイストを確認したりと、

いろいろ、その活動によって

与えてもらっているものが大きくあると、

改めて実感しました。

また、ガイダンスでも最初に説明されたのは

「こうしたものが店の中に置いてあると、

ふだんは話題にできないセックスのことや

それ以外のちょっと内面的なことでも、

会話できるきっかけづくりにもなる。

そういうことで、配布活動を大切にしています」と。

なるほど、、、

HIV予防、といってしまうと、

そこからこぼれ落ちてしまうような

「ゲイライフの繊細なところ」

と、この活動は直結しているのだな、と

実感しました。

今度、バーでこのコンドームを手にする時は

今まで以上に、どこか温かい気持ちで

ポケットに入れられるような気がしました。

ふだんは金曜夜が仕事なので

なかなか参加できないと思いますが、

それでも、機会があれば、また参加したいと思います。

また、今後、街でデリバリーボーイズを見たら

ちょっと、ほっこりした気分になれそうで、

それも嬉しいです。

参加できて本当によかったです。

親切にお世話してくださったスタッフの方々にも

大変感謝しております。

ありがとうございました。

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