written by kiyo
(初参加)
初めての参加でした!
デリバイーボーイズの活動を知ったきっかけは、先にボランティアとして働いていた先輩の「昨晩二丁目でコンドーム配ってきたんです」という言葉でした。
日本の<二丁目>でコンドームを配るってどんな様子かな??と興味深々で参加を希望しました。
aktaさんのビルを探して、ドキドキしながらドアを開くと既に大勢のボランティアスタッフの方がいらしていて驚きました。
和気あいあいとした雰囲気に自分も入り込めるのか一瞬不安になるも、皆さん気持ちのいい挨拶をしてくださり、中には自分と同じく「今日が初参加です」といった方や、まだ参加しはじめて間も無い方もいらっしゃいました。
そんな方々と会話をしているうちに、初参加の私たちへaktaさんの活動や今日の流れ、活動のルールを説明していただきます。
短い時間の中ですが、丁寧な活動理念の説明や、その姿勢にとても誠実な印象を受けました。
初めての参加でも居心地がいいような雰囲気は普段からこうして作られているんだなと感じます。
そして、その説明が済むと、20人弱いた参加者をグループ分けし、1グループ4人~6人ほどで活動スタートです。
全員でお揃いのデリバリーボーイズのつなぎを着て、「今日も元気に!」という掛け声をして街に出ました。
二丁目の地理に詳しくないことにも不安を覚えていましたが、そこは頼れる先輩と組ませてもらえるので安心です。
「失礼します!aktaのデリバリーボーイズですー!」「今週もお願いしますー!」という挨拶をしながら何店舗もお店を回り、
コンドームの補充や、aktaの新しいフライヤー配布にあたりながら、お店の方々とも世間話をしたり(時にはお心付けのチョコレートをいただいたり)しながら、和やかに、かつスピーディーにデリバリーボーイズの活動は進んでいき、最後はaktaに戻って反省会をし、その日の活動は終了でした。
私個人にとって、aktaさんとの初めての活動が今回のデリバリーボーイズでした。
<二丁目>という場所柄や、<セクシュアルヘルス>なんて聞くと、どこか自分のこととして捉えられないような方もいらっしゃるかもしれません。でも、<性>ってみんなに関係があるんだよな~なんて思いながら初めての参加を終えました。すべての人に関係がある<性>のことを取り扱うaktaさんは、いろんな人に居心地がいい環境なのではないかなと思います。