written by ぴょん工房
(初参加)
今回初めてのデリバリー参加となり、 当日までは結構緊張してました。どんなお店を回るのか、 どんなママさんたちがいるのか、 全く知らない世界だったのでワクワクと怖さが半分くらいのままa ktaに向かいました。
まずは説明があって、 その中でこのデリバリー活動が元々はママさんたちがHIVの流行 を阻止するために自発的に始めたものだと知りました。 ゲイの間で問題になっていたことを自発的に解決に取り組むなんて 凄いことだと感じたのと同時に、 この取り組みの意味を改めて考えさせられました。
配り始めると、 僕が初参加ということもあり常に2人以上でお店を回りました。 毎週お邪魔していることもあってか、 ママさんたちは笑顔で迎えてくれました。 接客中のお店もあったので、そういった時はアイコンタクトで「 ゴム補充しますね」 みたいにして入っていくと迷惑もかからないようでした。
たまに差し入れをもらったりして、 この活動がどれほど街に馴染んでいるかを肌で感じました。
楽しかったのは、いろんなお店を見れたことです。 何百というBARがある中でどれひとつ同じようなお店がなく、 自分に合うゲイBARも活動の中で見つかっちゃいそうな気がしま した。
各お店に入るまでは緊張しますが、 終わってみるとまた会いたくなるママさんばかりでした。 SNSやネットでのやりとりが多い現代の中で、 新宿2丁目は人情が溢れる暖かな街でもあるんだな、 と再認識しました。