初めまして。
1月11日、デリバリーボイスに参加させていただいた、M.T.Iです。
通っている会社から突然転勤発令を受けられ、「3か月ほど東京で働け!」っと言われたと
きは、頭の中が真っ白になってて何も考えられませんでした。楽しみより悩みで不安でし
た。他国での一人暮らし、通勤列車、慣れていない仕事。旅行と違ってあまり楽ではなかっ
た東京での生活で、数少ない楽しめたところの一つは、都会式の「こっち」生活の体験でし
た。
自分がもともと住んでいたところは巨濟島(コジェドウ、거제도)という島で、田舎で、こっ
ちの人との出会いや楽しみはほどんどないです。その生活に比べて、東京での生活はゲイラ
イフにハマっていると言えるぐらい密着されていました。ゲイバ、クラブ、クルージングス
ペース、数多く様々な場所を巡り続けてやっと帰る日を1週残っていて、過去旅に来てた
時、やってみたいと思ったあることに気がつきました。それは、aktaのボランティア活動の
一つ、デリバリーボイスに参加することでした。
デリバリーボイスはゲイ町である新宿二丁目にあるいろんな店を回りながら、ゴムを配布す
るボランティア活動です。約380ヶ所の店の中で、配布対象となる200ヶ所を二人・三人組
に分けて週一回、約2時間ほど歩き回ります。行く前に、知っておくべきの簡単なお知らせ
や、帰った後には報告や感想も話しましたね。
デリバリーボイスのボランティア活動でもっといろんなお店に入れたお陰で、二丁目の広さ
をもっと感じることができました。お店の数を聞くより実際に入った方が「さすが二丁
目!」という感嘆が出ずにいられなかったんです。訪れた時、店での反応もそれぞれでし
た。先に入って飲んでいる方々に紹介されてゴムを直接渡したり、「お疲れさま!」って言
われながらお菓子や水などを沢山もらったり、今後の動向やニュース情報などを聞いたり、
普通のお客だったら経験できないことができたのはかなり楽しかったです。一緒にチームに
なってたTeddyさんやマイヤーさんも優しくて色々案内してくれて助かりました。二丁目で
のもう一つの思い出ができたみたいに楽しかったです。
昔、大邱で地域活動してた時、ソウルのクィアーパレードに一緒に行くためにバスに乗る人
たちを集めるチラシやポスターを貼ってたことが思い出しました。コミュニティで自分に何
ができるか分からなくて随分悩んで続けていた頃があってたこと、そしてその悩みにまた向
き合うことになりました。答えはまだ出ていないです。ただ、何かできることは確かにある
と思います、きっと。
韓国に帰ってきて、巨濟島と一番近いishap釜山支店(aktaと同じコミュニティセンターです)
でボランティアの申し込みをしてきました。活動がそんなに活発ではないし、バスで1時間
程度の離れているところなのでまだ呼ばれてはいませんが、いつかボムイル(釜山の二丁目
たいのエリアです)で同じ活動ができる日を楽しみにしています。
ありがとうございました。
4月、東京レインボープライドでまた会えますように。