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デリヘルくんが聞く!突撃インタビュー!!

vol.8 九州男 かつき

店舗名:九州男 店舗住所:新宿区新宿2-17-1 サンフラワービル3F 店舗電話:03-3354-5050 営業時間:平日20:00~翌2:00 週末20:00~翌5:00 定休日:なし

Q.デリバリーボーイズ訪問時のエピソード(印象に残っていること、おもしろかったこと等)を教えて

かつき

デリバリーボーイズはとってもいいことだと思うの。というのは、配ってるときにお客さんが関心を持つことがいいことだと思うの。何を配ってるのって質問から、HIVや性感染症について話ができたり、見た人は活動をしている人が存在するって意識するじゃない。それがいいことだと思ってるの。エピソードで言うなら、この間お客さんが、タイプだったんだろうね、そのデリバリーの子が。ごちそうするから飲んでいきなよって(笑)、そういう話って他店でも有るんじゃない?

デリヘルくん

そうですね。

かつき

あれって、お店側の人からしても嬉しい光景なの。ひとつの出会いにもなるし、お店の売上にもいいし(笑)、お客さんも満足する。一石二鳥どころか一石三鳥、もっと考えたら一石四鳥くらいになるんじゃない?それで関心を持たれた子がこういうボランティアをしているって話せば、口説いたお客さんはより関心を持ってくれるだろうし、とってもいいなって感じたことは有る。

デリヘルくん

なるほど。

かつき

ゴメンね。二番目にお店の売上のこと言っちゃって(笑)

デリヘルくん

いやいや(笑)

かつき

お店の売上は四番目くらいに言えばよかったね。

デリヘルくん

(笑)

Q.コンドームをキッカケに会話になることは?

かつき

ある。いつも言うことなんだけど、僕はコンドームを使ったことがないの。でもaktaさんのコンドームの場合、柄が変わって可愛いとか、手にする人がいるでしょ?あと薄い0.01ミリとか、ローションが付いてたりすると、使わない僕でも手に取ったことが有るくらい。結局お客さんにあげるんだけど。お得感みたいなのは感じたことがあって、だから使わない僕でも嬉しいって思うから、使う人にはより嬉しいんじゃないかって感じたことが有る。ちょっと今、質問の意図違った?

デリヘルくん

いやいや(笑)。普通に考えたらBARにコンドームが置いてあるって、ちょっと異色なことだったりするじゃないですか?

かつき

今はこういう活動が行われて長い時間が経ってるから、飲みに来ている人が日本人だったら当たり前の光景に映っていたりするじゃない。けど外国の方からしてみたら、ものすごく斬新で新鮮な感覚を受けるみたい。だからごっそり持っていこうとする人もいるの。それはそれでいいと思うんだけど、これもこういう思いがあって、活動している人達がいるから、少しでもいいから気持ちの分は募金していってって、どんな形でこのコンドームとかが存在しているかっていうことを分かってもらえるように問いかけたことはありますね。今聞かれてること違うね(笑)

デリヘルくん

いやいや、大丈夫です(笑)

Q.お客さんから相談される事はありますか?

かつき

ここ最近はなんか少なくなってきた気がするけど、結構多い時は多かったですね。一番最初にHIV感染のカミングアウトをされたのが、すごい仲のいい友達だったの。その時にその友達が「ごめんね」って言って、今考えると謝られる理由もないんだけど、飲み明かした朝方の駅で、別れ間際にすごい号泣してカミングアウトされて、なんだか訳がわからなくて悲しくて、ぼくもただ泣いて、何か伝えたいけど何も伝えられない…それはぼくがHIVについて知識が何もないからだったんだけど、お店に立ったときにお客さんから「ぼく実はHIVだったんだ」「HIVに感染しちゃったんだ」って聞くシーンが増えてきたときに、ぼくもHIVについて知識を入れていかなきゃいけないって思った。話しを聞いてあげることしか出来ないけど、孤独になりがちなシーンで、ちゃんと聞き手がいて、何か手伝えることがあったら手伝える存在であるべきって、飲み屋のカウンターに立ってて意識が変わるタイミングがあったの。ラフにカミングアウトして欲しいってわけではなくて、相談する相手も友達もいない、家族にも言えないって孤独になりがちな人がいるんだったら、飲み屋の心開けるマスターや店子がいれば、上手にそのツールとして付き合ってもらって、そこからまた生きる活力を見出だせればいいなって捉えるシーンがあったんで、そういう想いでお店にも立ったりしてるかな。
昔はものすごいカミングアウトしてくる人が多くてビックリした事があったんだけど、ここ数年は少なくなったってイメージあって、ぼくが個人的に勝手に思ってることは、早めに検査受けて早めにわかって治療受けてる人って病気を発症することもないじゃない?そういう人たちはたぶんカミングアウトあんまりしてないんじゃないかなって思ってて、検査を受けて無くて、病気が発覚して入院するとか、他の病気と合わさって重い病気になって先を覚悟するってシーンの人が最近ではカミングアウトしてくる傾向がぼくに関しては多い気がしてる。だから最近みんな早めに検査を受けて、まだ元気なうちから治療を受けれてるから、さほど今までの生活環境と変わらない生活を送れてて、知識も入って、カミングアウトしきてないのかなってい勝手に捉えてたりしたりもする。

Q.HIVについての知識はどのように身に着けたんですか?

かつき

ぼくはね、個人レベル、あとは会話の中でかな。実際HIVになった人からその話しを聞いたり、aktaさんの勉強会に必然的に参加をする事が多くて、その中で質問したり、疑問に思ったことを聞いたり、ぱっとぶつけて答えをもらえる環境にあるのでぼくの場合は、そいう風に少しずつHIVについて知識が入っていったかな。でもアレ(HIVに関する情報)って日々更新されてるところあるじゃない?ちょっと前までは1日3回飲む薬も、今は1日1回1錠で済むようになったんだよって話しも、常にアンテナ高く持ってないとわからないことだたりするけど、でもぼくの場合はそういう風に教えてくれる人が周りにいるから知識入ってくるけど、実際携わってるぼくですらそういう風な更新状況はわからないから、やっぱり関心を相当高く持っていないと、情報が更新されてるってことは、みんなわからないんだろうなってことは感じたことがありますね。古い情報で止まってしまってる人も沢山いると思うので、その人たちにどういう風にまた新しく情報を更新させるかっていうのは課題ですよね。

Q.Living Together のど自慢はどのように捉えてますか?

かつき

あれはとってもいい企画だと思ってて、主催者側で人を集めてるじゃない?その中で1人だけでいいからぼくの方で選ばせてって言って誘ってるの。その人選は、ぼくの中で今目立ってる子、すごく人気のある子、友達の多い子を選んでお願いしてるの。なぜそれをしたいかって言うと、それはその子がまた新しく更新された知識とか情報を持つことで、その友達たちに情報共有が出来たり、イベントに少しでも多くの人が来て、情報を入れていく意識付けをしていくってことが、ぼくの中では狙いで、だから今目立ってる子とか、友達の多い子を誘うようにしてるんだけど、ただ出てっていうとだいたいの人は断るの。でも、あなたにお願いしたい事は一人でも多くの人に今の現状とか今の情報を知ってもらいたいからお願いしてる、だからあなた個人で考えるんじゃなくて、あなた発進で一人でも多くの人に情報持ってもらいたいからってことを話すと、半分の人が受けてくれるの。それが嬉しいなって思ったりするんで、誘う人で色んな思いはまちまちだけど、すごくいい企画だなと思っててやってます。

Q.お店や個人的に流行っていることはありますか?

かつき

個人的にマイブームで言ったら弁当男子かな(笑)

デリヘルくん

作られてるんですか?

かつき

作ってる。自分にじゃないけどね。後は女子トーク?(笑)

Q.お店の名前の由来はなんですか?

かつき

九州男の由来はすごいですよ!まっちゃん(現オーナー)が宮崎出身で九州男児でしょ?当時40年前まっちゃんが付き合ってた男性が、当時二丁目で今でも語り継がれるくらいすごい伝説的にモテた人だったみたいで、ぼくは残念ながらお会いしたことはないんですけど、今でもその人を知っているお客さんが来ると熱く語りだすくらい、熱く語り継がれてる人なの。その人がまっちゃんがお店を出すときに「九州男って付けなよ、いい名前だから」って名前をくれたみたい。そのときにまっちゃんはビビビっと熱く電気が走るくらいの思いで、この九州男って名前をもらったみたい。で九州男って付けて、去年40年を迎えたっていう感じかな。

デリヘルくん

じゃぁお店の人が決めたんじゃなくて、頂いたって感じなんですね。

かつき

そう。まっちゃんといつも話しするんだけど、九州男って聞いて一見さんがすごく多いの。例えば40年の歴史があるから入りやすいってお客さんが来るんじゃなくて、九州男って看板を見て入ってきたって人が多いのね。なんで?って聞いたら、九州出身って人もいれば、この九州男って名前にすごく惹かれて入ってきたって人もとても多くて、そういうお客さんが多いことに、やっぱりこの名前、お店の看板がすごく財産だねって事をよく話してる。良い意味ですごい重い名前だなって。

Q.お店で働くことになったキッカケは?

かつき

ぼくね今から18年前…26歳のときにゲイバーデビューをして、そのときはまだ自分がゲイだけど結婚して家庭を持って、社会的に信用されなきゃいけないと思ってたから、オネエとか女装とかっていうのにすごく抵抗を感じてたの。沖縄でゲイバーデビューをして2年ほど飲んでたんだけど、はじめてお店手伝ってみない?って言われて、入った店を2日間で辞めたの、1日働いてみてぼくは店子に向かないなと思って、ママに「すいません、ぼくには合わないと思うから店子辞めさせて欲しい」って言ったら、もう1日だけ働いてみなよ、何か変わるかもしれないしって言われて、週末土曜日に1日だけ入ったんだけど、やっぱりぼくには向かないなと思って、働いて飲むより、お客で来て楽しんで飲むほうが良いって言って辞めたのその店を。2回で(笑) で、そこから1年くらい飲み歩いて、新しくオープンする店があって、そこを毎日仲のいい人たちで手伝ってたの。そんときまた店子をやってみたいと思って、そこの店で土曜日また入ったんだけど、半年くらい働いて12月にクリスマスパーティーをやるって言われて、そのときはスタッフ全員女装だからって言われたの(笑) それにすごい抵抗があって、その2ヶ月後にぼくは東京に出ることが決まってたの、で女装は絶対したくないと思って、その店をクリスマス前に辞めたの(笑) 、東京に出たら絶対店子なんてしないって決めてたの。東京に出てきて何軒か飲みに行ってたんだけど、本当に楽しくて、店子をしようって思いはこれっぽっちも無かったんだけど、ありがたいことに飲みに行ってたお店から店子をしないかってお願いをされたの。絶対にしないって断ってたんだけど、あるとき酔っ払って泥酔したときに、九州男のまっちゃんが店子をしないかって口説いてきたみたい。そしたらぼくは「いいよ」って言っちゃったみたいで(笑) それ覚えて無くて、平日にまっちゃんから電話がかかってきたの「さっそく今週末から働いてみない」って言われて「何でぼくの電話番号知ってるんですか?」って聞いたら「あなた店子やっていいよって言って電話番号交換したじゃない」って言われたの(笑) ちょと待って本当にごめんなさい、ぼく店子とかするつもりなくて、一旦保留にしてくださいって言って、別の店のマスターのところに飲みに行って、まっちゃんに安請け合いしたみたいで、覚えてないんですけど、店子やるって言ったみたいなんですけど、どう断ったほうがいいですかね?って相談しに行ったの。そしたら、東京に来たときのぼくは恐ろしいくらいの超貧乏生活をしてたんだけど、そのマスターはぼくの生活状況も知ってて、これ断らなくてもいいんじゃない?って言われたの。かつみさんはまっちゃんの事よく知ってて、まっちゃんは面倒見の良い人だから、あんたはお金払って飲むんじゃなくて、生活も苦しいんだから、お金もらって飲んでもいいんじゃない?って背中を押してもらったときに、あぁ確かにそうかもって思えたの。それで、じゃぁ受けますって事で、その翌週から九州男に入ることになったんだけど…聞いてたことなんだっけ?

Q.ママさんをやることになった経緯は?

かつき

最初の1年は毎週土曜だけ働いてたの。そのときは本当にアルバイトだよね。で、丁度東京に来た時はぼくトラックの運転手をしてたんだけど、色々あって、ぼくにはこの仕事合ってないなって思ったの。それでトラックの運転は辞めようって決意をして、この先どうするって思ったときに、繋ぎで九州男のバイトで生計を立てようと思って、昼の仕事は辞めて、とりあえず資格を取ろうって想いでまっちゃんに平日も入れてくれないかってお願いをしたら、そのときに言われたの。だったらこの店を継ぐつもりでやってくれないかって、これくらいの売上があって、これくらいの給料がもらえるよって言われて、ぼくからしたら棚ぼたな話しだったの。仕事を何をしたいかって確実な進路も決まってない中で、この店を継いでくれないかって言われた事がとてもありがたくて、売上どうこうっていうかは、2つ返事で「はい!やります!」って言ったの。そしたらその話しをした当時の彼氏は大反対で、自分の彼氏が店子で生計を立てていくのは嫌だと、色んな誘惑もあるだろうし心配、身体の事も酒を飲むだろうし心配ってことで、それを言われたときにすごく考えたのぼくの中で、ぼくの中ではすごくチャンスで、その彼と付き合ってた時に、自分の生計も立てれないのに望む恋愛なんて出来ないじゃない?やれるならやれることは自分でして、自分の身は自分で守りたいって思ってたから、職種も選んでるわけじゃなくて、ちゃんと自立したいから、ぼくはこれに賭けてみようって思った、まっちゃんの誘いに。だからもしも店子が嫌だっていうんだったらここで終わりにしましょうって話しをしたの。そしたら彼氏に何で俺の想いとは逆行するようなことばっかり見つけて来るんだっていうような事言ってすごい苛立ったんだけど、でもこっちの決心をみてわかったって折れてはくれたんだけど、それから1年間はアルバイトみたいな感じで働いてて、ありがたいよね2年アルバイトを経て3年目からはWママて地位で立たせてくれて、給料も折半でってやってくれたんで、そりゃやり甲斐感じるよね。全うに生きようと思って、それから7年前にオーナーとして交換してくれてやってるんで、そんな感じかな経緯としては。

Q.店子で働いてる時と、ママになってからの意識の変化はありましたか?

かつき

あ、とっても変わった。ぼくが上に立つってことは、いままで同じ目線で働いてたスタッフの人たちも下になっちゃうから、その人達をどういう風にケアしていくかとかも考えなきゃいけないって思うようになったので、そりゃ責任の重さはとても感じますよね。だからそういう意味ではママっていう立場になってからは、店子とは全然違う世界観が広がったかなって思いますよね。昔はただ酔っ払ってお客さんと同じ立場でワ~と暴れてればいいっていう…暴れるっていうか(笑) 楽しめばいいって感覚だったんだけど、今はちゃんとケアをしなきゃいけないとか、いかに楽しませて、いかに気持ちよく帰すかって、そんなことを考えるようになったかな。昔ほど酔えなくなった(笑) 酔うけどね(笑)

Q.40年続いている九州男さんですが、今後はどんなお店にしていきたいですか?

かつき

もうね、これはハッキリしてて、まっちゃんがぼくに二代目として譲ってくれたでしょ?ぼくも三代目って人を見つけて、いつかはこの店を長く存続させる為に、お客さんも長く来てもらうために、移行していかなきゃいけない時期が来ると思ってるの。それは決して先の長い話しじゃなくて、ここ10年20年ではそういう風にしていかなきゃいけないんだろうなって思うの。自分が代替わりをしたときに感じたことは、新しい風を入れる為には、新しい世代の人を入れていかなきゃいけない。スタッフだったり、頭に立つ人もそうだと思う。だからそのとき自分がどういう立ち位置にいたいかって言うと、まさしく目標にするのがまっちゃんなんだよね。その為に今できることを考えるのが、同じ考えを持ってくれるスタッフを育てる事が出来たなら、2~3店舗でも出して、お互いが先の人生…ぼくらは子供を成すことも出来ないから、お互い老後とか考えながら助け合いながらやっていけたらいいなって、常々先を見ているスタッフとはそういう話しをしながら仕事には望んでるかな。要するにこの箱がただ長いだけじゃなくて、本当に歴史があるってぼくも感じるんで、その歴史の重さを良い意味で引き継いでくれるスタッフを探して育てて、長くこの店が続いていけばいいなと思ってるかな。ぼくが考える理想は三代目を見つけて、その三代目の子が同じ感覚で四代目を探してくれるってところまで考えて働いてくれる子を見つけて継承していければ、ぼくの九州男に対しての仕事はそのとき終わりかなって考えてる。

デリヘルくん

ずっと続いていって欲しいですね。

かつき

すごく長く続いて欲しいと思う。初代のママはこうだった、二代目のママは酔っぱらいでこうだった(笑)、三代目のママはマジメで味気なかったけどすごかったとか(笑)、例えばね、言われるくらい長く長くつづいて歴史のある店が50年60年100年って続いてくれればいいなって考えてるかな。

Q.二丁目も歴史や時代によっての変化がありますが、今後二丁目に望むことはありますか?

かつき

最近この10年で大きく変わったでしょ?例えば街を歩いてる人にしても。ゲイっていう存在が昔は閉鎖的なイメージあったじゃないですか。それが今はメディアの影響もあって、ノンケとか女性もとても多く歩く街になったじゃない?うちに関しては、ぼくが入った時はギリ女性禁止だたの。本当にまっちゃんの友達だったりとかがたまに入るってだけで、ほとんど女性も入れない店だったんですけど、今じゃ金曜日なんて半分はノンケ女性ってお店になっちゃったし、そういう風に時代に併せて少しずつ変化をしてきて適応してきた…だから去っていったゲイのお客さんも沢山いるんですけど、でもそういう風に存続していかなきゃいけないと思って、変わってきたんです。適応出来たから良かったんですけど、この街は同性愛者の街であって欲しいと思うし、だからってノンケが入ってくるなじゃなくて、ゲイの人ビアンの人の出逢いの街だったりとか、もしくは友達同士で集まる街であってほしいし、そうあり続けて欲しいってのは思ってるかな。なので、出来ることってなんなんだろう?やっぱり個人レベルの考えでしか無いけど、さっきも話したけど長く存続することで、いつでも、もう来なくなったお客さんもフラッとまた寄れる機会があればって、やっぱり長く続けてそのお客さんの事を覚えてる存在であり続けたいかなって考えるかな。

Q.営業時間前に人影を見ることもあるのですが、何かやっているんですか?

かつき

練習とかだと思う。有り難いことに色んなイベントに参加させてもらったり、スタッフもGOGOしたりする子もいて、そのユニットを組んだときにダンスの合わせをしたいとかって時に、練習場所としてはもってこいなんで、いつでも使ってって感じで空いてれば開放してるので、それでだと思うんだけど…。

デリヘルくん

なんか前、社交ダンスとかやってませんでした?

かつき

あ、だけどもう10年以上前の事だよ…(笑) 正確にいうと13年前くらいかな。タンゴだね、メンズタンゴ。

デリヘルくん

そんなに前のことだったんだ(笑) パラパラもやってましたよね?

かつき

あ、パラパラはね2ヶ月に1回の基本最終日曜日開催のイベントで、昼から営業前までやってるんだけど、最初はね5人とか6人とかしか来なくてやってたイベントなんだけど、もともとはパラパラってすごく流行ってたんだって、昔も二丁目でパラパラのイベント打てば何百人って来るくらいすごい盛り上がってたイベントなんだって、それを好きって人がどっかではやってたいって事で、この場所を貸してくれって感じだったんだけど、昔何年前かなぁ…あまりにも人が来なさすぎて1度匙を投げたの。とてもじゃないけど見合わないからやめさせてくれって事で、1年半くらいやって一度やめたのかな、それでそっから5~6年前くらいに、うちのスタッフが日曜日にカフェをしてて、是非やってくれと、少しでも人が集まるならいいって事で、カフェと並行してやってたんだけど、お店を出すからって事で3~4年前からまたぼくにバトンタッチして、ぼくからしたら二度目のトライとしてやってたんだけど、最初はねやっぱ10人くらいだったんだど、今ものすごく盛り上がってるの。20人30人って来るようになってて、やっぱり長く続けてると、認知してくれて、昔のパラパラやってた人たちも楽しそうに戻ってきてたりとか、地方からも来たりとかするくらい、で長く続けてると来てくれてる人たちと仲良くなったり話しもするようになって、こんな風にイベントを育てていくのもありなんだなって思って、すごく勉強になりました。以外にパラパラ人口っているんだなって、沖縄のお客さんでさ、例えば芋系の40代の人が来て、え?何でこの会に来てるの?って話しをしたら、ぼくね昔はギャル男だったのって(笑) 真っ黒でヤマンバの化粧してロン毛で細くてパラパラやってたんだよって話しとかを聞かされると、もう爆笑だよね、もう全然今からじゃ想像出来ないくらい昔はマジでガンガンにやってたからとか言われると、不思議な感覚に陥ったりとか(笑) おもしろい、だから長くやるって大事だなって、継続は力なり。

デリヘルくん

ぼくたちも参加出来るんですか?

かつき

もちろんです。

デリヘルくん

ちょっと次の機会に(笑)

かつき

ほんと?(笑) 言ったね?(笑) いやでもさ、知ってる人が来てくれると、ぼく的には有り難いから、カウンター越しにダラダラおしゃべりしてるだけでもいいし、たぶん来てもパッとは踊れないじゃない、あれは相当な練習量だと思うよ。何回も聞くもん、あんた何曲踊れるの?って、2000~3000って言うから、いやいやどういう頭の構造になってんのかって思いながら(笑) でビシっと揃うのよみんなが、もう異様な光景だよね、踊れない人から見たら、そういうのを見るのも楽しいよね。で来るのね?

デリヘルくん

それを聞くとハードルが上がっちゃう(笑)

かつき

見てたら覚えるよ(踊りながら) リクエストも受け付けてくれてるから、ナイトオブファイヤーをリクエストしましょうね(笑)

デリヘルくん

ゲイの子だけですか?

かつき

いや、結構ゲイの人が大半集まるんですけど、日によってはノンケの人とか女性も来たりする。

デリヘルくん

じゃー、デリバリーの子でも来れますね。パラパラ世代もいると思うし。

かつき

是非~。楽しいと思う。

Q.お店の告知や、宣伝等あればお願いします。

かつき

無いかな(笑) 宣伝としては気軽に遊びに来てください!くらいかな、もう本当に間口の広いお店だと思うので、どんな人でも。パッと入って、パッと帰ってくれてもいいし、パッと入って長くいてもいいし(笑) そういう意味ではゆるーくながーくやっているので、よろしくお願いします。
あと、のど自慢も次回3/21(水祝)にありますし、定期的にイベントもやっているので、うち主催じゃなくて、箱貸しなんですけど、もしイベントとかに興味ある人がいれば聞いてください。

デリヘルくん

じゃー、イベントやってみたいって相談とかも?

かつき

ん、あります。ちょうど昨日もそういう相談があって、先の話しなんだけど7月に楽器の発表会みたいな事をやりたいって事で、1バンド15分~20分くらいの枠を持たせて、16組くらい。例えば踊りだったり、例えばバンドだったり、管楽器だったりって言ってて、おもしろい発想持ってるなっていう風に聞いてたんだけど、あと「ママ板のこい!」いつも年に1回二丁目のママさんが集まってお芝居をやってるの。基本は九州男、GOAL、がいすばの3人のママさんでやってるんだけど、ゲストとしてプラスどっか店のママを入れてやってるの。今年の予定は、この3店舗プラスSAMBOのとしくんと、Baseのトシさん。この5人でお芝居をやろうって話しがあるので、まだ日にちも台本も上がってないけど、今年は5月か6月くらいには出来るんじゃないかって漠然とだけど話してるんで、もしよかったら(笑)

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