メニュー

デリヘルくんが聞く!突撃インタビュー!!

vol.69 のら蔵 まっちゃん

店舗名:のら蔵 店舗住所:東京都新宿区新宿5-10-5 プログレス新宿4F 店舗電話:03-6380-0889 営業時間: 定休日:月曜日
https://twitter.com/nora9ran平日19:00〜翌3:00/金土19:00〜翌5:00

Q.デリバリーボーイズについてどのような印象を持たれてますか?

まっちゃん

毎週定期的に来ていただいてありがたいなと言うか、大変そうだなって率直に思ってます。結構いっぱい回りますよね?金曜日だけなんですか?

デリヘルくん

そうですね。毎週金曜日に活動をしてます。

まっちゃん

だとしたら大変そうだなと思ってます。

デリヘルくん

ありがとうございます。お客さんの反応はいかがですか?



まっちゃん

新しいコンドームが補充されたり、持ってきてもらったチラシとかはすぐにお客さんに見せたりするので、話題のネタみたいにはなってるので、ありがたいなと思ってます。

デリヘルくん

認知は結構ありますか?

まっちゃん

金曜日のお客さんがメインですけどね(笑)

デリヘルくん

そうですよね(笑)

まっちゃん

他の曜日に来てるお客さんは誰が置いてるかとかまではわからないと思うんですよね。なので金曜日の早い時間に来てるお客さんは毎週来てるんだなってことはわかってくれてるとは思うんですけどね。

Q.コンドームを設置したキッカケは?

まっちゃん

なんだったっけな?お店をはじめるときに、こういう活動があるよみたいなことを、Cue!さんとかから聞いたのかな?で、お願いしたって経緯だから、特にコンドームがっていうのではなかったと思います。でもそういう情報とか、毎週配りに来てくれるよみたいなのを聞いて、それでお願いしたんじゃないかと思います。でももう随分前の事なので最初にっていうと何だったけな〜って(笑)

デリヘルくん

(笑) じゃぁつながりのあるお店の紹介って感じなんですね。

まっちゃん

そういう感じだったかと思います。依頼は直接こちらからしたと思うんですけど、最初は誰かから聞いたって感じだと思いますね。

デリヘルくん

コンドームをキッカケに店内で会話になることはありますか?

まっちゃん

そうだね、いま「onPrEP」みたいな話しとかにもなったりするから、コンドームの話題にも結構なりますね。「使ってる?」「PrEPだとHIVしか防げないじゃん」とかそういう話とか。それで梅毒のポスターとかもあったりするから「梅毒鼻取れるよ」とか(笑) 「指が腐るとかも聞くよ」とかね(笑) そういう話とかにもなりますけどね。あとは(コンドームの)かわいいパッケージとかもあったりするので、持っていく人はこぞって持っていったりしますね。

デリヘルくん

コンドームもいろんなパッケージがありますけど、どんなものが人気ですか?

まっちゃん

イラスト系のとかですかね。外国の方やアジアのお客さんが時々週末とかに来るんですけど、そういうときはそういう(イラストの)ものから無くなりますね。児雷也さんのイラストのやつとかから無くなってたような気がします。

デリヘルくん

性感染症以外にも、セックス自体の会話はありますか?

まっちゃん

全然しますね!ゲイバーなので(笑)

デリヘルくん

(笑) フランクに話しがでるんですね。

Q.お店での相談等(御客さんから)はありますか?(HIV/性感染症等)

まっちゃん

セックスに関してはないですかね、恋愛相談とかはあるんですけどね。セックスはみんなそれぞれでやってるから、経過報告みたいなのは(笑) こんなことをしましたとか。それに関しての相談っていうのは、自分も正解がわからないので(笑) 恋愛もそうですけど。だから、あんまり相談はのらないかな。こっちが。聞くスタンスですかね。

デリヘルくん

まっちゃんさん自身のHIVに関しての印象ってどんな感じですか?

まっちゃん

今やちゃんとお薬を飲んでいれば他の人にも感染させることはないし、ただまぁなっちゃうと世の中的にはまだアレだと思ってるので。でもわたしの中では普通の病気の1つとして、治らない病気だけど死なないし、くらいですかね。お薬とか飲み続けなきゃいけないから、そういうのは大変だとは思いますけど。でも自分も血圧の薬とか毎日飲んでるし、そういう生活習慣病の薬とか飲んでるので。そこまで偏見ってのはないですかね。ただまぁ聞いたら「そうなんだね」っていう話しはあるけど、別にそうだからってことはまったくない。自分とかは世の中にエイズが出た頃からオカマなので、有名人が死んだりとかってところから来てるから、そういうのからすると全然不治の病じゃないよねって感覚ですかね。予防しなきゃとかはもちろんあるけど、でもそんなの性感染症の1つっていうか、梅毒とかもそうだしって感覚かな

デリヘルくん

周囲の方からHIV感染に関してカミングアウトを受けた経験はありますか?

まっちゃん

聞いたりとかはもちろんありますね。

デリヘルくん

当時のHIV/エイズから比べたら、時代と共に情報もアップデートされてると思いますが、そういった情報はどのように入手されてますか?

まっちゃん

人からって感じですかね。自分で積極的に調べたりはしてないですね。あとはaktaさんからも情報提供があったりするので、見たりしてます。こっちが気になるイラストとかも使ってくれたりしてるので、それがキッカケになって見やすくなってますね(笑)

Q.お店の名前の由来は?

まっちゃん

のらりくらりとやっていけたらいいなってところから、それをぎゅっと縮めて「のらくら」って名前にしてます。

デリヘルくん

そこからきてたんですね!

まっちゃん

そうですね、あんまりカッチリやらない性格なので。のらりくらりと生きていきたい感じも含め(笑)

デリヘルくん

なるほど(笑) お店のコンセプトはありますか?

まっちゃん

やっぱり和テイストですかね。基本的には自分が和の物が好きなので。あとは外国人のお客さんが来たときに喜んでもらえるかなーみたいな軽いインバウンド狙いも無くはないです。

デリヘルくん

最初から内装はあんまり変わってないですか?

まっちゃん

変わりましたね、最初ってたいしてお金がないところで始めたので、居抜きだったんですよね。だから居抜きのソファーとか、全部そのまま使わせてもらったんで、最初の4年〜5年間くらいはそのまま使ってました。もっと昭和レトロスナックみたいな感じだったんです。でも元のお店の内装がすごいお金をかけてたっぽくて、照明1つにしてもすごい磨りガラスで凝ったデザインの照明がついてたりとか、ソファーもビロードの高級感あるソファーだったんですよね。ふかっとしてて。そういう感じだったんですけど(笑) まぁ自分にはトゥーマッチだったので、もっとシンプルな和テイストにしたくて5年目くらいのときに改装しました。

デリヘルくん

今の内装に慣れちゃって、昔の内装を思い出せない。。(笑)

まっちゃん

昔は障子がなかったんですよ、奥まで吹き抜けてて、BOX席も3つあったんですよ。入って今は下駄箱が左端にありますけど、正面に目隠し状態の下駄箱があって、間口も狭かったので。あとは畳はそのままですね、靴を脱いでもらうってのは最初からのコンセプトだったので。カウンターの位置とかは変わってないですね。

デリヘルくん

少しずつ思い出してきたかも(笑) 土足禁止は前のお店のときからなんですかね?

まっちゃん

わたしがこのお店を始める前は、絨毯バーだったんですよね。でも土禁ではなかったと思います。靴のままあがる絨毯敷きだったんですよ。すげー金かけてんなと思って、それでカラオケもあって、ちょっと高級な感じのカラオケスナックだったんじゃないかなって感じでしたね。カウンターの上にもテレビがはめ込まれてて。昔ながらのブラウン管の(笑)

デリヘルくん

へぇ〜すごい!

まっちゃん

なのでその穴はそのまま活かして、それを大きくして今のモニターをはめ込んであるんですけど。

デリヘルくん

じゃー絨毯を畳に変えたんですね。

まっちゃん

当時は絨毯の上に畳を敷いてました。

デリヘルくん

じゃーやっぱり和テイストにするのにそこは変えたんですね。

まっちゃん

そうですね。この奥に「無らい」さんっていう褌バーの老舗店があって、そこにわたしよく通ってたんですけど。そこがやっぱり靴を脱いで褌で飲むみたいなお店だったんですよね。そこをいいなぁと思ってすごく真似したくて、お店やるなら靴脱いでもらおうとずっと思ってたのを、そのまま。というか無らいさんのお店から発送を得て。そこはもう褌バーだったんですけどね、うちも水曜日は褌デーなんですけど。靴履いて褌ってのが自分の中でしっくりこなくて、やっぱり褌のときは靴脱いでっていうので、靴脱バーになりました。

デリヘルくん

お客さんの層というか、どんな方が多いですか?

まっちゃん

30代〜60代前半くらいまでかな?20代はほぼいないかな。すごくいま絶賛募集中なんですけど(笑) 来てくれたら有り難いけど、ただ年上に興味がある子に限るみたいな(笑)

デリヘルくん

Q.5丁目にお店を出された理由

まっちゃん

一番大きい理由は、奥に「無らい」さんがあったことですかね。そこに行くときに、ここ(五丁目)を通ってたので。もちろん二丁目も三丁目も一丁目も探したんですけど、二丁目は探してていい物件がなくて、それで考えたときに五丁目でもいいかなっていろんなマスターやママさんに相談して、それでここになりました。二丁目は空き物件はあったんですけど、なんかピンとこないというか、やりずらそっ!みたいなところしかなくて。他の三丁目、一丁目、五丁目の3店舗で相談して、ここが一番広かったんですよね。それでここがいいんじゃない?って話になって。ここになりました。

デリヘルくん

実際に五丁目にお店を出されて、二丁目との違いみたいなものは感じますか?

まっちゃん

どうなんですかね?お客さんによっては二丁目に寄らずに来れるみたいな…。

デリヘルくん

あんまり二丁目に行きたくない人にはいいですね。

まっちゃん

そういう方もいらっしゃるけど、まぁでも二丁目も行くけど一軒目にうちに来て、それから二丁目に行く人もいたりとか、最後に来てここで寝て帰る人もいたりとか(笑)



デリヘルくん

(笑)

まっちゃん

いろいろですけど、中には二丁目にも今はMIXバーとかいろいろ出来て、会社の人とかに会っちゃいそうだけど、ここは会う心配ないから、こっちに来てるって人も中にはいらっしゃるかな。

デリヘルくん

もともと昔の二丁目にあった機能がそのまま移行してきたって感じなんですかね?

まっちゃん

どうなんですかね?そういうの(身バレ)が嫌な人は上野とか行ってますよね。会いたくないって人はね。

Q.六尺や、土方などの曜日別イベントもやられてますよね?

まっちゃん

はい。

デリヘルくん

ツイッ…あ、X(エックス)のポストで拝見したんですが…

まっちゃん

もうTwitterでいいんじゃないですか?(笑) ポストって何?言えない(笑)

デリヘルくん

(笑) ドレスコード系のイベントをやろうと思ったキッカケはありますか?

まっちゃん

褌はほんとうにフェチがあるんですよね。褌が好きなので、褌の日はやりたいなと思ってて。奥のお店(無らいさん)にかぶらない日を褌の日にするっていって、水曜日に始めたんですけど。土方の日は、またこれ奥のお店と関係があるんですけど、閉まっちゃったんですよね、去年の2月くらいにマスターが亡くなっちゃって。そこでずっと土方の日ってやってたんですよ定期的に。その人たちがもう出来ないって話になっちゃって、じゃぁもしうちで良ければって事で、土方の日は引き継がせてもらってるっていう感じですかね。土方自体はわたしはそんなに上がらないというか(笑) フェチはないですけど、嫌いじゃないんですけどね。でも最近の土方事情とか自然とわかるようになってきて。

デリヘルくん

え〜、土方事情!?気になる!

まっちゃん

最近はみんなWORKMANで買うからオシャレになっちゃって、昔ながらのニッカポッカってダボッとしたやつがもう世の中にあんまり無いんですって。

デリヘルくん

えっ!!そうなんですか?

まっちゃん

あれはもう逆に危険ってことになっちゃって、前はあれが安全だから着てたんですけど。あのダボッとしたところに危ないところがぶつかるから、怪我する前に気づいて、だからそれを土方の人はみんな着てたらしいんですけど。今はそれがあんまりよろしくないってことで、ダボッとしてた部分がタイトなものに。

デリヘルくん

えー!イメージが。。

まっちゃん

だからもうWORKMANにはオシャレなタイトなやつしか売ってないらしくて。みなさんのファンタジーはニッカポッカの方が好きな方が多いので、WORKMAN行っても売ってないんだよなってそういう話を聞いたりしますね(笑)

デリヘルくん

ほー、フェチの方じゃないとわからないですね(笑)

まっちゃん

みんなどこで買うの?って聞いたら「メルカリとかかなぁ〜」って、そういうネットで売買してるっぽいです。なので、イベントはその2つですよね。

デリヘルくん

六尺と土方と通常営業とでお客さんの層って変わりますか?

まっちゃん

変わりますね。やっぱり褌の日は褌の日しか来ないお客様もいるし。あとたまにスペシャル六尺デーみたいな名前をつけて週末とかにイベント的なものやるんですけど、その時は普通に週末来るお客さんとかも来てくれますけど。基本的には褌の日は褌の日しか来ない褌が好きなお客さんが来るって感じかな。

デリヘルくん

面白いですね。六尺系のお店は二丁目の中にもありますけど、お客さんは回遊したりするんですかね?

まっちゃん

そういうイメージはありますよね。他店の情報とかが結構入ってきちゃうみたいな。それで比較対象になるから、のら蔵は一番エロくないらしいんですよね。褌バーのランキングがあるらしくて。

デリヘルくん

そんなランキングが!?

まっちゃん

なんかみなさんそういうランクを付けてるらしくて(笑) 教えてくれます。でもうちは本当にエロくはしたくないので。

デリヘルくん

じゃーそこはちゃんと評価されてるんですね。

まっちゃん

そう!だから良かったなと思って。ドエロは嫌で「微エロだよ」っていつも言うんですけど。微妙の微で、美しい方ではなく。だからちょっとエロいくらいがいい。なんかドエロくやっちゃうとみんなスッキリして帰っちゃうので、スッキリはさせないよっていう(笑)

デリヘルくん

なるほど(笑)

まっちゃん

ムラムラしたまま帰ってねって。

デリヘルくん

なんかあると掃除も大変ですもんね。

まっちゃん

そうなんですよ!畳だしね、絶対シミとかヤバいので。汁とか液だけは本当にこぼさないでよって、そういう風にお願いしています(笑)

Q.オソオロ・アンダーギアってどんなイベント?

まっちゃん

お絵かきイベントなんですよね。デッサンっていうかクロッキーっていって。ガチムチのモデルさんをうちで用意して、10分間くらいでいろんなポーズしてもらって、褌だったりパンツ一丁だったり肌色多めの衣装でポーズしてもらって、それをみんなで描きながらお酒も飲みながらって感じのイベントなんですけど。別にわたしが主催してるわけじゃなくて。。

デリヘルくん

あ、そうだったんですね。

まっちゃん

ニューヨーク在住の美大の教授で、ビス細工のプロフェッサーらしいんですけど。その人が企画して毎回うちを会場にしてやってるって感じなんですよね。うちも告知はするんですけど、主催側でもいろんな絵を描きそうな人にFacebookとかで告知してるみたいで、はじめましてのお客さんが結構多いですね。

デリヘルくん

そうなんですね。

まっちゃん

で、それはみんなが描くわけじゃなくて、普通に金曜日とかにやるので、金曜日に来るお客さんは描いている人たちとほぼ裸のモデルさんを見ながら飲むみたいな、すごいシュールな光景(笑)

デリヘルくん

(笑)

まっちゃん

でもなかなかじっくり見ていいってないじゃないですか、ほぼ裸の状態の人を。まぁかわいこちゃんを用意するので、チラチラ見ることはあっても、じーっと見ていいってことはないので、それは良いって言ってますよみんな(笑)

デリヘルくん

確かに〜(笑)

まっちゃん

パーツをじっと見るとか(笑) まぁ10分間だけですけどね。あとはうちで用意するモデルさんは3人とかなんですけど、描いている人からも飛び入りモデルみたいな人もいたりとか。

デリヘルくん

え〜、すごい!

まっちゃん

あとモデルをやりたくて来てる人もいたりとか。

デリヘルくん

え、そんな方が(笑)

まっちゃん

その辺が一番面白いんですけど、要は見せたがりなんですよね。脱ぎたがりの人ですよね。結構ヤバい状況になったりとかして、なんかザワザワしてます(笑)

デリヘルくん

(笑)

まっちゃん

みんな描く手も止まるみたいな(笑) 自分はカウンターの中で給仕しちゃってるので、あんまり見えないんですよ、みんなほぼほぼソファー側で描いてるし、モデルさんもだいたいソファー側を向いてるので。普通は反応しないけど、みんなに見られてるから反応しちゃって「え、涙が…」みたいな(笑) 涙って何?みたいな(笑) 泣いてる訳じゃないよね?タオルで拭いてくださいって(笑)

デリヘルくん

(笑)

まっちゃん

とか、そういう方とかも飛び入りでいたりして。それはそれで年に1回だけなんですけどね、おもしろいですよね。

デリヘルくん

SNSで見かけて、このイベントはなんだろうと思ってましたが、今日ようやく判明しました(笑)

まっちゃん

ねぇ、そうなんですよ。いまAiSOさんでもやってますよね?

デリヘルくん

あ、そうなんですね!

まっちゃん

AiSOさんはもっと会場が大きいから、もうちょっと大規模な感じでやってますね。うちはちょっと小さい感じのイベントです。

デリヘルくん

楽しそう!

まっちゃん

結構上手なお客さんなんかもいて、こっち系のイラストを描いてる方々とかがお見えになってるので、結構みんなこんなカッコいい?みたいなね(笑)

デリヘルくん

(笑)

まっちゃん

すごくカッコよく描いてくれたりするので、描かれてる方も嬉しいんじゃないかと思うんですよね。

デリヘルくん

そうですよね。授業みたいでいいですね。

まっちゃん

そういう機会もあまりないし。そのイベントの日はそこらじゅうに紙とか鉛筆をおいてるんですよ。主催者が持ってきてくれるんですけど、海外に帰っちゃうので、ここに全部置いてくんですよね、いらないから処分してって。なので名残で置いてあるんですけど。置いてると描く気がなくても、ちょっと飲みに来ただけでも描いてみたりとかね。せっかくだからちょっと描いてみるかって、みんな描いてるから。そういう事もあります。是非来てください(笑)

デリヘルくん

めっちゃ行ってみたい(笑)

まっちゃん

描くふりして見てるだけでも全然OKなので(笑)

デリヘルくん

飛び入り参加のハプニングも楽しみ(笑)

まっちゃん

そう、ハプニングがね毎回あるんですよね。何だろあの見られたがりの人達(笑)

デリヘルくん

(笑) こういったお店側が主催じゃないイベントとか、場所の貸出みたいなことはよくやるんですか?

まっちゃん

たまに。あと夜じゃないんですけど、日曜日の昼間とかは今はちょっとやってないけど、縄の講習会とかやってましたよ。

デリヘルくん

縄!!

まっちゃん

縛る人と縛られる人が来て、本当にエロじゃなくて真面目に縛りを覚えるみたいな(笑) 亀甲縛りはこうやってみたいな。だからみんな結構真剣なんですよね。そういうのをやりたいって言って、ここをお貸ししたりとかはありますかね。でもそんくらいかな?あ、あとはシングレットで飲むみたいなのの会場として貸したこともあったかな。たまにそういったお客さんの持ち込み企画で、日にちが合えばお貸ししてます。

デリヘルくん

この間も「Cue!」さんの周年パーティーの会場でしたね。

まっちゃん

あ、周年パーティーもそうですね。でも周年パーティーは本当に仲の良いお店だけなんですけど。今のところ「Gadget」さんと「Cue!」さん。あとは沖縄や大阪などの地方のバーの出張営業みたいなものはここでやったりもしてましたけど。

デリヘルくん

そういうバー同士の繋がりもあるんですね。

まっちゃん

そうですね、まぁまぁ人も入りやすいですしね。

デリヘルくん

使ってもらえるっていいですね、つながりも増えそうですし。

まっちゃん

こっちも扉が1つ増えるっていうか、縄とかも最初は興味なかったけど、意外とカッコいいかもって、今では亀甲縛りくらいすぐ出来ます(笑)

デリヘルくん

すごい(笑)

Q.今、お店で(または個人的に)流行っている事はありますか?

まっちゃん

コロナのときくらいから自転車で色んなところに行くのが好きになりまして。自転車でどこにでも行っちゃったりしてますかね。

デリヘルくん

都内ですか?

まっちゃん

都内のいろんなところですね。最近よく行くのはお台場。お台場って橋がいっぱいあるんですよね、ここから行くと。いろんな橋を4つくらい超えるんですけど、超え方がいろんな橋があって、今日はどの橋を渡って行こうかって、それが楽しいんですよ(笑) その橋によって海の開け方とかが違ったりして。サイクルスポーツとかも買っちゃったりして(笑) 逆にコスプレっぽくしたりしてますね。

デリヘルくん

すごい時間かかるんじゃないですか?

まっちゃん

そんなにかからないですよ、1時間かからないかも。他にも有楽町とか自転車で行くし。逆方面はあんまり行かないかな…でも三鷹とか吉祥寺くらいまでは自転車で行っちゃう。

デリヘルくん

すごい!

まっちゃん

ていうのは、コロナ禍で何もやることがなくて、始めたんですけど。人にも会えないし、自転車なら人にも会わないから。今日はどこまで行こうって決めて、自転車乗ってたらそれが楽しくなっちゃって、今でも時々やってます。

Q.まっちゃんさんの下積み時代はあったんですか?

まっちゃん

ほとんどなくて、ぽっと出なんですよね。みんなに心配されてました最初の頃は(笑) みなさんのお陰で今のわたしがある気がしています。無らいさんっていう褌バーのイベントの時だけちょっとお手伝いしたことはあるんですけど、他のお店に定期的に入るとかしたことはなくて。だからルールを知らなかったんですよ、いろいろな。

デリヘルくん

そうだったんですね。

まっちゃん

なので1年目とかは割りと粗相をしていたらしく、他店に対してね。挨拶回りとか流儀を知らなかったので。それで2年目になったときに結構言われました(笑) あの時はって。2年目になるとみんないろいろ教えてくれるから、知識もちゃんと入ってきて「1年目はすいませんでした」的な事を言うと、「そうよね〜」みたいなね、みんなあの時はああだったって覚えてて、だから珍しいタイプだったんじゃないかなと思いますね。

デリヘルくん

お店をやろうと思ったキッカケはなんだったんですか?

まっちゃん

自分が43の時に出してるんですけど、それまで勤めてた会社に定年まではいないなって思って、何しようかなと思った時に、お酒好きだし(笑) っていうくらいの本当に軽い気持ちでしたね。40代になったときくらいに1回やろうかなって相談したら、やったこともないのにって猛反対をくらって、そのときは引っ込めて、厄年だしそんな時に始めるのもとか言われて。それで43歳の時にもう一回「厄年が明けたしどうかな?」って言ったら「まだそんなこと言ってるのか」って言われたんだけど(笑) でもそこまでずっと考えてたんだったら、逆にやってみればいいんじゃない?みたいな話に、周りの仲の良い人達が言ってくれて、じゃー探そうかなってお店を探した感じですかね。

デリヘルくん

すごい!じゃー念願叶ってお店だったんですね。

まっちゃん

そうですね。まぁそれこそ「のらりくらり」じゃないですけど、ダメだったら辞めればいいやくらいの軽い気持ちでやってたので。

デリヘルくん

お店をやる中で意識してることや、大事にしてることなどありますか?

まっちゃん

居心地の良さですかね。お客さんが居心地がいいのが一番だと思うので。あまり深くは考えてないです。

Q.二丁目にはどんな関わりがありますか?

まっちゃん

本当に二丁目育ちじゃないですけど、20代から二丁目では飲んでるので、行きつけのお店って言うんですか?ずっと行ってるお店にはずっと行ってるし。だから好きな街です。

デリヘルくん

今後の二丁目に期待することはありますか?

まっちゃん

昔のままって言うのはもう無理だと思うから、でもまぁそういう多様性の代表みたいな街なので、ずっと残っていって欲しいなとは思うし、いろんな人がいるんだって事をわかっていてほしいなって思いますね。意見を上げる人の意見が通っちゃうから、そっちばっかり注目されちゃうけど、そうじゃなくて、ひっそりと飲みたい人もいるし、それをそれでちゃんと受け入れてねっていう。そういう両立も…昔のように通りには人はいないけどお店開けたらどこのお店も満パンみたいな、そういう状況はありえないと思うし。賑やかな通りでいろんな人が来る街になってるから。でも静かに飲めるお店もちゃんと取っておいて欲しいというか。そういう感じでアジアのゲイタウンとして君臨していって欲しいなとは思いますけどね。

Q.最後に一言。

まっちゃん

気軽に来てくださいって感じですかね。敷居が高いって言われがちなんですけど、バリアフリーでやってるので(笑) 気軽に五丁目まで足を伸ばしてください(笑)

バックナンバー

カテゴリー

アーカイブ