メニュー

デリヘルくんが聞く!突撃インタビュー!!

5月12日(火曜) vol.34 特別号 Base トシ

店舗名:Base 店舗住所:新宿区新宿2-10-3 井上ビル2FA 店舗電話:03-6457-8104 営業時間:19:00~翌2:00(週末~翌4:00) 定休日:火曜日
http://base.sub.jp

Q.昨今の新型コロナウイルスについて率直に感じていることを教えて下さい。

トシ

もう日々ね家にいるので、ワイドショーとかニュースとかばっかり見てるんですけど。どうやったら感染するかとか、症状とかも人によったりとか。目に見えない事の方が多くて確定させる情報ではないので、まずその恐怖ですね。感染自体の恐怖もそうですし。一番デカいのはいつまで続くのかって恐怖ですね。ウイルスに関してはそちらが一番デカいですね。

Q.コロナ騒動で二丁目も大打撃を受けたと思うんですが、具体的にどんな事に困りましたか?またそれに対して何か対策や実践されている事などあれば教えて下さい。

トシ

一番はお店を休まざるを得ない状況になっているので、もう収入がない。大多数のお店が4月の頭から自粛休業という形をとっていて。うちもそうですけど、まるまる1ヶ月営業していないので、収入が0なんですよ。ほぼほぼみなさん収入がない状況っていうのが大打撃ですね。すなわち食っていく事ももちろんですけど、お店の家賃、光熱費、その他もろもろかかる費用。ましてや自分の住んでる所の家賃も払えないという声が、まぁぼくもそうですけど。そこですね、今大変ですよ。

デリヘルくん

そうですよね。

トシ

まぁそれで(緊急事態宣言が)延長されそうじゃないですか?もう無理、持ちこたえられないという反応もあったり。幸いな事に東京都が休業要請に応じてくれて、協力金というのを申請受け付けてますけど。それもね提出する書類とか諸々、若干面倒臭いものもあったりとか。お店によっては揃えられないものもあったりとかで。全部みなさんがみなさん申請が出来てるのかなという疑問。ぼくは出しましたけど。それ提出したはいいけれど認可されて給付金がいつ手元に届くのか、それが見えないので。とりあえずその協力金が手元に届くようであれば、多少なりとも生きながらえる資金にはなるので、今それにすごく期待をしているところです。

いかんせん何をするにしても手続きが大変なわけですよ。行政書士さんのアレをもらわなきゃいけないとか、過去の営業実績の帳簿を出さなきゃいけないとか、もちろん確定申告書のコピーを出さなきゃいけないとか、まぁ大変なんですよ。それでやり方がわからないとかあるので、みんなで相談しあいながら。二丁目振興会のホームページにも書いたんですけど、振興会関係なく今二丁目全体のどのお店の方も参加出来ますっていうLINEグループを作っていてですね、マスター、スタッフ限定でやってるんですけど、今240人くらい入ってるんですよ。

デリヘルくん

えー、すごい!

トシ

今新宿区に対して、歌舞伎町やゴールデン街の方たちが署名活動をして訴えを要求する動きがありまして。二丁目もそのママさんたちのLINEグループを中心にぼくが主導して、今丁度署名集めをしてるところなんですよ。もうやれる事はやらなきゃって(笑) みんなお店で収入を得てる人たちなので。ましてや給付金とか受けても借りたものは返さなきゃいけない訳じゃないですか。でもこの自粛とかコロナの騒動が明けて通常で営業出来たとしても、普通に今までの状況が戻ってくるとはやっぱり思えないので。お店開けてもいままでの売上は出ないでしょうし。ましてやうちらだけの事ではないので。お客さんたちの声も聞いてみると、やはりバイトとか契約の人とかは切られちゃったとか、収入が激減しているお客さんもいっぱいいるし。緊急事態宣言が明けてお店を開けたとしても、お客さんサイドの飲みに行く余裕とか、お金もないっていう人は沢山いると思うんですよ。だからそこまで考えたら、お金がいくらあっても足りないなという空気です。まぁ幸いな事に二丁目振興会は、新宿区にも認可されている商店街組合なんですよ。そういう母体があるんで、今はそれを振興会を中心として二丁目全体で、もちろん一丁目とか五丁目とか三丁目のお店も含めて、ゲイ、レズビアンもそういった類のお店関係で知恵を出し合ったり、こんな事やれるんじゃないの?とか、そういった事を一生懸命動いてるところですよ。

デリヘルくん

そうなんですね。

トシ

自力のないお店とか、ましてやオープンして1年も経ってないお店もいっぱいあるので。そういうところは実績も無いから、確定申告書出せって言われても1年経ってないから出せないわけで。小さなお店とかで閉めてしまうところは沢山出ると思います。

あとね、会社組織にしてるところも大変なんですよ。やっぱり社員をいっぱい抱えてるので。うちみたいにほぼ1人でやってて小さなお店だったら、ぼくだけでなんとかなるけど。会社組織で経営してるところも何件かあるので、そこは本当に死活問題みたいですね。

あとね家賃!お店の家賃はもちろんなんですけど、不動産屋さんとか大家さんによっては減額に応じてくれないところも沢山あって。うちなんか幸いな事に大家さん上に住んでてすごく仲良くしてるので、すごくまけてくれたんですよ。そのへんも「ウチはいくら交渉しても1円たりともまけません」って言われてるってお店もいっぱいあって。一番デカいのでね家賃って。そういう問題も。もうそれぞれです、お店によって問題が。

デリヘルくん

大変ですよね。

トシ

本当に(笑) 面白いって言ったらおかしいけど、もともと振興会で動かなきゃって話で始まって。いやいや振興会だけじゃないでしょって事で、誰でも入れるグループLINEを立ち上げたんです。振興会加盟店は今130軒くらいしかないんですけど、もう倍くらいの人数がそのLINEグループに入ってくれて、振興会入ってない方でも。誰がその助けの知恵があるのかとか、こういう融資ありますよとか、こういう手続きが取れますよとかってバンバン情報を流してくれるので、参考になるものがあれば活用して下さいとかって。それで今回の署名活動もやりますよ~って言ったらLINEグループ入ってないとか、スマホ持ってない人にも声かけて下さいって言ったら、みなさん協力的で、LINEグループに入る数も増えたり。とりあえず必死です今。

デリヘルくん

振興会に入っていない人たちに対して、LINEグループへの呼びかけはどのように行ったんですか?

トシ

もう人づてですよ。定期的にこのLINEグループはマスターとかスタッフであれば、振興会加盟しているしてない関係なく、カテゴリーもねもちろん関係なく広く入れるので。お友達誘って下さいとか、招待してあげて下さいとか。それでだーっと膨れたんですよ。

デリヘルくん

じゃぁもう横の繋がりで広がったって感じなんですね?

トシ

そうです、そうです。もう本当二丁目はね、横の繋がり大きいので。ほらカテゴリーによって繋がりが濃いじゃないですか。だからすごいですよ、レズビアンのお店ももう殆ど入ってるし、観光バー系のお店とか、若いジャニ系っていうんですか?昔の言い方すると(笑) サラサラヘアー系の。この前の(デリフェスのとき一緒に出てくれた)ジョーマくんみたいな(笑) ああいう系とかも。ちょっとぼくは嬉しいの。色んなカテゴリーの色んな垣根が取っ払われていて今。みんな気持ち一緒なので、乗り越えられる乗り越えられない別として。まぁみんな何かに助けを求めたいんですよ。

Q.コロナを通して、心境の変化などこれまでと変わった事はありますか?

トシ

基本的にはぼくは無いですね。一番大きいのはやっぱり一応振興会という組織の長にいて、やらなければいけない事とか、気を遣わなきゃいけない事とか、そういったのはもう日々感じてますね。もちろん振興会をやっていく上で、みんなの取りまとめ役って感じで動いてはいたんですけど、いよいよそんなレベルではない。さっきも言ったけど区に嘆願しに行くとか、署名活動するのも生まれてはじめてなので、どういう手順でやったらいいのかとか。取りまとめたときにどういう提出の仕方をしたらいいのかとか。今ままで経験したことない事を経験させてもらっているので。まぁぶっちゃけ俺が壊れないように(笑) 俺がちゃんと動かないといけないんだなという想いですね。でも(感情等の)変化はないですよ。

ただぶっちゃけね、自分もね1店舗のママなので。うちの家賃どうしましょとか、酒代払うの大変とか、自分の食っていく事もまず考えなきゃいけないので。それも考えつつ、みんなの全体の事も考えつつって日々ですね。俺は基本的に変わってないです。ストレスは溜まってますよ(笑)

デリヘルくん

(笑)

トシ

ほら動けないじゃない?基本昼にちょっと買い物に行って、あとはずっと家にいる感じ。あと用事があってお店に行く事とか。まぁ幸いな事に相方が一緒に住んでるので、一人じゃないから気は紛れるんですけど。お客さんとも喋れない、色んな会いたい人と会えない、やりたい事がやれない。ストレスは半端ないですね。それを上手く流しながら、みんなそうでしょ?(笑)

デリヘルくん

そうですね~。何かストレス発散にやっている事などありますか?

トシ

あ、俺ね、ストレス発散なのかな?今一生懸命ミシン踏んでマスクを作ってるの。近くに住んでるお客さんがミシンあるよって言うから、それを貸してもらって。手ぬぐいとか、買って使ってない生地とかお店にいっぱいあったので、それで手縫いのマスクを。夜中はずっとそれやってます(笑) ストレス発散になってるのかな?気は紛れるの、集中するし。もうずっとテレビとか見てるだけだとちょっとね。夜中やれることに丁度いいんですよ。それをお客さんに買ってもらったりね、田舎の妹に送ってみたりとか。色々してます今。それくらいかな。もう助かってるミシンがあって(笑) やっぱおばさんそれくらいの技量あるので(笑) あともう何も出来ないもんね。

デリヘルくん

そうですね~。

Q.SAVE the 2CHOMEの取り組みについて、先程の話の他に何か取り組んでいる事はあったりしますか?

トシ

いや、今は特にはそれ以外の動きはないんですけど、一応まだ公にはしてないんですけどぼくの中で考えている事があって。ぼくもそうですが、二丁目のママたちは応援の言葉いっぱいもらうんですよ。そうやってお客さんにすごく助けてもらってて。多方面から「二丁目大丈夫ですか?」とか、「何か手伝う事ありますか?」とか。すごく声を頂くので、もちろん自分たちがしんどいしんどいばっかりでアピールしてて、いっぱい協力頂いてる状態なので。逆に二丁目から何か発信出来る事はないのかと。「応援ありがとうございます。二丁目頑張ってますので、みなさんも頑張って下さい」って。

あとお客さんに医療従事者さんとか、物流の方とか、頑張って働いてる方がいっぱいいるので。他のママともよく話するんですけど、ぼくら休んでるじゃないですか?お仕事してないじゃないですか?なのに世間では頑張って電車に揺られてお仕事行かなきゃいけない人とか、危ない状況の人もいっぱいいるし。そういう人たちにとても申し訳ないなと。仕事しないで、みんなに協力を仰いで、給付金がどうしたとか、協力金がどうしたとか。そういったことばっかりに頭行きがちなので。カッコつけではないですけど、わたしたちも頑張ってるんで、みなさんも頑張って下さい!応援ありがとうございます!っていう発信をね。ちょっとこの署名活動とか色々落ち着いたら、ぼくはそれをやりたいなと思ってます。やり方ももううっすら考えてるんですけど。それどころじゃないわよって反対意見もあるかもしれないけど、そういうアピールもしていかなきゃいけないなと思って、いつになるかわからないですけど、考えてます。その時はよろしくお願いします(笑)

Q.最後になりますが、今回二丁目にとっても大きなターニングポイントになったと思いますが、復興に向けてこう変わっていきたいなどの想いはありますか?

トシ

いや、小さなお店の集合体なのでこの街は。だから基本は変わらないとは思うんですけど、連帯感は強いものが築けるのかなと思いますよ。この有事の時期なので、今ある意味助け合いをしている状況なので。今まで繋がってなかったお店ともすごく繋がるようになったので、振興会以外の店とか。振興会の加盟店が増える増えないはどうでもよくて、ぼくの中では。振興会っていうのは一つの組織で、窓口的な中心的な活動はするとは思うんですけど。関係なく二丁目全体の連帯意識はすごいことになると思いますよ。今のみなさんの必死さを乗り越えた暁には。それくらいかな。でも変わらないと思います。変わってほしくないし、二丁目って街の空気とか。それを守るために一生懸命動いているので。でも外目には変わらないかもしれないですけど、働いてるマスター、スタッフたちの心持ちは変わると思います。みんなで乗り越えられたとか、あの時に助けてもらった、あそこと知り合う事が出来たとか。横の繋がりとかね、そのへんがすごく濃密になっていくと思うので。だから変わっちゃいけないんですよ、二丁目は。それを変わらないように守る作業を今マスターたちは一生懸命やってるところですね。

デリヘルくん

ありがとうございました。

バックナンバー

カテゴリー

アーカイブ

×

コミュニティセンターaktaは、
新型コロナウイルス感染症に関する政府の緊急事態宣言を受け、
しばらくのあいだ臨時休館します。

The community center akta is temporarily closed owing to
the government's declaration of the state of emergency of COVID19.