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デリヘルくんが聞く!突撃インタビュー!!

vol.6 Bridge 光明

店舗名:Bridge 店舗住所:新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル6F 店舗電話:03-6423-7384 営業時間:月~木20:00~翌2:00 金土20:00~翌4:00 日19:00~0:00 定休日:なし

Q.デリバリーボーイズ訪問時のエピソード(印象に残っていること、おもしろかったこと等)を教えて

光明

もう、うち始まってから丁度10年なんですね今年、ほぼほぼ最初からお付き合いをさせてもらってて、素晴らしいなって思いますよね。ぼくもaktaのリーディングを1年目くらいにやらせてもらって、影ながら応援をしてるんですけど、みんなボランティアで一生懸命やられてるし、そこまで続いてるのは本当偉いなぁって印象で、まして2人とか3人で回られてる事もあるけど、1人で回ってる事も多々見るので大変だなぁと思いながらみてます。

Q.コンドームをキッカケに会話になることは?

光明

コンドームからっていうか、僕自身ここをオープンするくらいまでってのはHIVに関して、怖いというか、かかりたくないって人は多かったし、それが近年生で…って事がすごく増えてる気がするんですよね。ぼくは友人をHIVで亡くしてもいるし、感染してるって人も沢山知っているので、でもこれはもうイコール死ぬ病気じゃないじゃないですか?それはそれで僕はいいと思うんだけども、欧米とかでは時間さえ短ければほとんど治るっていう風な事も聞いたりもしてるし、なんだっけ24時間以内に薬を服用すればってこととか、そういうことを知ってか知らずか、そんな怖くないんじゃない?とか、なったらなった時!みたいな人が増えてきているのは間接的に聞くので、やっぱり付けなきゃね!みたいな話はしますけどね。あと恋人同士でも、付き合ったらもういいんじゃない?みたいな人も多いし、まぁそれは分からないでもないけど、それはもう好きだからとか、信頼をもとに言ってるようで、はたしてどうかなって思うこともある。aktaさんとかの啓蒙活動や、そういう動きがある中で、それとまたギャップをして治療や薬が良くなったりしてることとか、とても良いことだと思うんですけど、それと同じようにそういう気持ちの人が増えてってるような気がします。

Q.BAR中でHIVや性感染症の話題はしづらいですか?

光明

そうだね~。結構そういう話って、ちょっとタブーみたいなところがあるじゃないですか?まぁそれは政治の話とか宗教の話とかと同じように、病気の話ってやっぱり…最近で言うとジョークでねエイズじゃないの?みたいな事は、10~15年前に比べると減ったと思うし、でもやっぱりなんかちょっと触りたくないみたいな印象は全体的にあると思う。だからそんなに多くはないけども、そういう話しをしてたときに、「ちょっとそういう話はしたくない」って強く言ったお客さんがいて、もしかしたら彼がそうだったのかもしれないし、単純にこういう話しはこうゆう場所でしたくないと思ってたのかもしれない。お店のマスターとかによっては面白おかしく言いながら、そんなの当たり前じゃないの~って言い方をしてる人もいるだろうし、もうちょっと深刻に話しする人もいるだろうし、まったくそういう話しを自分のところではご法度って人もきっといると思う。まぁ楽しく飲みたいみたいと思う場所で、やっぱそういう話しを出すっていうのは色んな意味で良くも悪くもデリケートだなって思いますよね。

Q.お店の名前の由来はなんですか?

光明

それよく聞かれるんですけど、あんまないんですよ(笑)、単純に覚えやすくて、どっかで聞いたことがあるような名前にしたかったのと、小さい「つ」をいれる?要するに弾く音を入れたくて、深夜ベッドの中でふと「あ、ブリッジだ!」って思っただけで、何の意味もない(笑)、だから「人と人を繋ぐ橋」とか後付のようにホームページとかには書いたりしてるけども、それはほんとたまたま流れで…(笑)、まぁブリッジってお店はあらゆるところにあるし、BAR Bridgeって検索しただけでとてもいっぱい出てくる。だからウチはできるだけホームページを更新しようと思ってて、そうすればね、BAR Bridgeって検索しても比較的上の方に出てくる。だからそれはありがたいなと思いますけどね。

Q.ホームページ等を見ると禁煙BARって書かれてますが?

光明

それもねぇ、ぼくは今タバコ吸わなくなったけど、全然嫌煙家ではなかったし、禁煙にしようと思ってこの店を開いた訳でもなくて、色々物件探してて見つかったのがここで、たまたまテラスがあったので、だったらと思って。それでもねぇ10年前って今よりタバコはお酒と一緒で当たり前って印象があったので、女性を入れるってことと、禁煙にするってことは同じくらいどうしようかなと思ったけど、もうそんな時代じゃないなと思って、これでテラスがなかったら禁煙にしなかった気がする、わかんないけど。あんまり絶対こうしなきゃってこともないので、結構ゆるやかに、なんかあれば変えていきたいなって思う。

Q.立ち飲みの日もあるんですね?

光明

毎週土曜日に、雨じゃない限りはイスを(外に)出して立ち飲みにしてるんですけど、ここ広いじゃないですか?最初ぼく一人でやる(お店を)つもりだったのね、小さい店で。でも思ったような店がなかなか見つからなくて、探してるうちにここに辿り着いて、この広さで一人でやるにはちょっと無理だなと思って、最初バイトを雇ってたんだけど、ちょっと時事上に載ったようなことを先取りしていけたらいいなと思ってて、立ち飲みでキャッシュって店はきっとあると思うけど、日替わりというか、その日だけ立ち飲みになるところって二丁目ん中ではたぶんないと思うんだよね。そういう新しい事をしたかったっていう。だから立ち飲み用にカウンターの高さも合わせて作ったし、だからイスもちょっと高いの。いわゆる立ち飲み屋さんと同じカウンターの高さで、立って寄りかかれる…もちろん身長にもよるんだけど。1番心地いいくらいの高さにしてある。
デリヘルくん(以下デ):ぼくにはちょっと高かったみたいです(笑)
光明さん(以下光):いやいや、こうゆう人もいるから(笑)、まぁいずれにしろリラックスしてもらうというか…あとスクリーンを出して、映像を流したり、土曜日だけそういう風にしてたり、あと夏とかみんなテラスで飲んだりしてる、それもうちならではっていうか、なかなか他では出来ないことかなと思います。

デリヘルくん

外で飲むのって気持ちいいですもんね。

光明

そうそうそう、これは別のスタッフなんだけど日曜日は昼間にカフェをやってて、昼間は光が差し込むので、この大きい窓は本当によかったなと思う。探し回って辿り着いた甲斐があった(笑)カフェといってもビールとかワインは出るので、外にビール持っていって、本読んでる人がいたり。カフェの人気はもちろんスタッフとかのおかげでもあるんだけど、この大きい窓のおかげかなって(笑)

Q.六尺のイベントがお店でありますよね?

光明

これも図らずもなんだけど、家の都合で月に1回関西の方まで帰らなきゃいけなくて、日曜日はぼくとスタッフの2人でいつも入ってるんだけど、そのスタッフがとても六尺好きで、マスターがいない1日だけ、そういう事をやらせてもらえませんか?って、ちょっと考えたんだけど、それでお客さん来てくれるんだったら別にいいかなと思ってやってみたら、噂が噂を呼んでっていうか、結構盛況で、うちがおもしろいのは、着衣の人もOKなの。7(脱ぎ):3(着衣)くらい。なので脱ぎたくない人も楽しめます。

Q.結構海外からのお客さんが多いイメージですが、どこで情報を知ってくるんですか?

光明

口コミでっていうのも多いし、インターネットの食べログの海外版ってのがあって、そこに英語で紹介されていて、そこを見ていらっしゃる方が多いかな。だからネットでって人が結構多い。普通10年経つと常連さんだけにとは言わないけど、多くなりがちな中で、新たしいお客さんが来てくれるのはありがたいですね。

Q.昔は道路にライトでお店の名前を移してましたよね?

光明

当時はビルに看板がなかったのね、着けることも出来たんだけど、ちょっとお金がかかるので、どうせお金がかかるなら変わったことをしたいと思って、ライトで映し出すものを探して着けてたんだけど、そのうち電球やモーターが切れちゃって、取り替えるのにすごいお金がかかるってタイミングで、ちょうどうちのビルに看板がつくってなって、泣く泣く。でももうアレ6~7年前かなぁ?

デリヘルくん

そんな前でしたっけ??

光明

最初の3~4年だったと思う。だから古い人じゃないと知らないと思う(笑)

デリヘルくん

ヤバイ(笑)すごい印象的だったから覚えてました。

光明

そうだから、さっきも言ったけど、どうせやるなら他にない事をしたかった、立ち飲みもそうだし、テラスも。

Q.お店で人気のお酒はありますか?

光明

うちはね、やっぱり比較的ワインかな、最近は増えてきたけど、ワインをショットで出す店ってのは当時あんまりなかったので、ワインが1番出るんですよ。その次にビール、で焼酎は本当に出ない。ほとんど鏡月とか出る店が多いでしょ?それは本当に出ないなぁ。自分としては小洒落てるとは思ってないんだけど、小洒落た作りみたいな所で、そういう気分でってのはあるかもしれない。

Q.今後、2丁目がどうあって欲しいと思いますか?

光明

こうなればいいなって事で言うと、お客さんはまだまだどんどん来てほしいなって思いつつも、当然変化していくのは当たり前だし、それでもフェイス・トゥ・フェイスで関わったり、お酒を嗜んで会話が盛り上がるっていうことってのはやっぱり必要かなって思うので、そういう場所はあって然るべきだと思う。ただまぁゲイバーっていうカテゴリーに関して、まぁね、ぼくはゲイバーをやっているので、残していきたいし、頑張っては行きたいけども、これはもう色んな部分で形を変えながらそのニーズに合わせてやっていく事がベターかなって思いますね。1番アレなのは、古いカテゴリーに縛られて、こうでなければいけなって事がすごく多かったりしがちじゃない?でも法にさえふれてなければ、良し悪しなんかはそれぞれが決めればいいかなって、そういう意味では自由な空間でゲイとかLGBTってことだけじゃなくて、他の街の飲み屋よりも合法な範囲で、自由で伸びやかな場所って思われる風になるのが理想かな。

Q.お店の告知や、宣伝等あればお願いします。

光明

作田雅弥くんっていう歌手の子が、毎週月曜日にキーボードで弾き語りするSaku Saku マンデーっていうのをすることになったのと、月1回の六尺デー、日曜日のカフェ営業…あと、0時から朝までは日系ブラジル人でポールダンサーのラファエルって子が入ってたり、なので六尺があったり、小洒落た部分もあったり、ポールダンスとか歌とか、体型や性別、あとぼくが映画とか舞台が好きなのでそういう事も含めて、色んな人が集まる、あまりカテゴライズされないBARなので、是非遊びに来て下さいね。

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