vol.13 EAGLE Tokyo TOMO
店舗名:EAGLE Tokyo
店舗住所:新宿区新宿2-12-3
店舗電話:03-6874-0176
営業時間:日~木18:00~翌1:00、金土18:00~翌4:00
定休日:なし
http://www.eagletokyo.com/
Q.デリバリーボーイズ訪問時のお客さんの反応やエピソード的なもの(印象に残ったこと、おもしろかったこと)はありますか?
TOMO
印象は、みんな元気いいですよね。「こんにちわーー!」「aktaでーーす!!」みたいな(笑) なんだなんだ?って思うんですけど、「コンドーム持ってきました」って入ってくるので、印象はいいと思います。エピソードとしては、来てくれた子が「すごく良いお店ですね、後で個人的に来ます」って言ってくれて嬉しかった事があります。
Q.コンドームを置いてみてのお客さんの反応は?
TOMO
絵柄で持っていく人もいますよ。使わないけど記念に~とか、結構集めてる方がいらっしゃるみたいですね。そういう話をチラホラ聞きます。でもこのコンドームを配ることによって、割とみんなの意識って変わってきたような気がしますけどね。うん、ちょっとずつですけど。コンドームをキッカケにSEXの話とかもしたりするんで、キッカケとしては良いツールだと思います。
Q.お店の名前の由来はなんですか?
TOMO
「EAGLE」っていうゲイバーは世界中にありまして、アメリカ中心になるんですけど、EAGLE New Yorkだったり、EAGLE Los Angeles、EAGLE San Francisco、EAGLE Long Beach、あとカナダのトロントとか、フロリダにもあったかな。まぁ色んなところにあるんですよ。でEAGLE Londonとかもあるし、ヨーロッパとかイタリアや、オランダとかにもあるし。色々あるんですけど、アジアになかったんですよ。だから東京最初に作ろうよって話になって、でも別にフランチャイズとかではないんですよ。その名前を使ってゲイバーをどこの国でやってもかまわないので、作っちゃえば?みたいな感じでEAGLE Tokyo作ったんです(笑) それでアジアの1号店となったんですけど、外国の方にとっては訪問した国で、この国のEAGLEはどこなんだ?ってまず探すんですね。東京のEAGLEはここなんだってところで外国の観光客が多いんですよ。ただ本場のEAGLEってどちらかと言うと、もっとダークな感じで、ブラックな、ハードでレザー着てってちょっとエロティックな感じのザ・ゲイバーって感じで、髭生やした毛むくじゃらなベアがいっぱいいてって感じなんで、東京はクリーンだねみたいな(笑) まぁ実際のところ女性も大丈夫ですし、ミックスバーなので、全然テイストは違うんですけど、まぁそんなところで名前を付けました。
デリヘルくん
スッタフの方も多国籍ですよね。
TOMO
そうですね、もともと外国の方が多いと予想していたので、それに対応出来るスタッフってところで、日本に勉強しに来ている外国の方中心に声かけました。基本みんな3ヶ国語くらい喋れるんですよ。僕は喋れませんけど。母国語と、日本語を勉強してるので日本語と、まぁ英語くらいはみんな喋れるかな。だいたい英語喋れれば大丈夫だと思うんですけどね、今の時代は。なので本当海外のお客様が沢山いらっしゃるときは、5~6カ国語くらい飛び交ってますね。世界の交流の場だと思います。
Q.児雷也さんの大きいイラストがありますが、これは?
TOMO
何かお店のシンボルを作りたくて、ただゲイバーやるんじゃなくて。例えばいまSNSが非常に発達しているので、それを使って何か出来ないかなってところで、じゃぁフォトスポット作ればいいんじゃないかなと思って、絵を描いて頂いたんです。EAGLE Tokyoってのはここだよ~って、ハッシュタグ付けて上げてもらってるんですけど、結果それが独り歩きして、なんにも宣伝、広告費かけてないんですけど、InstagramとかTwitterとかで本当に世界中に広がって。おかげで世界中からお客様がいらっしゃる訳であって。また来て下さった方が紹介してくれたりして拡散していくんで、それで今が成り立ってるです。まぁオリンピック前なんで、やっぱりあと2年くらいは、何もなければ普通に観光客が増える一方ですかね。2号店のEAGLE Tokyo Blueでも同じように児雷也さんに違う絵を描いてもらってます。またフォトスポットを作ってって感じで。そちらでもまたSNS使って宣伝して行こうかなって思ってます。なので、シンボルを作りたかったって事ですね。EAGLE Tokyoってあの絵でしょ?みたいな。それがたまたまイラストで、今回もEAGLE Tokyo BLUEのイラストを依頼させて頂いたところ、快く描いて下さいました。
Q.Google mapで店内まで覗けますよね?
TOMO
それもこの時代だからこそなんですけど、やっぱり外国人の方が多いので、実際こういった端末で見れるようにしておけば、来やすいんじゃないのかなと思ってってところですね。もともと1階なので覗けはするんですけど、なかなかWEB上で見れるところがないので。とにかく社長といつも言ってるのは二丁目の中で「最先端を行こう」と。EAGLEに行くとなんか新しいよね。あそこなんかいつもイベントやってる感じがするよね。っていう話題性がないとお客さんも飽きちゃうと思いますし、我々も飽きちゃうと思いますし、スタッフもお客さんもフレッシュな気持ちでやっていきたいので。
デリヘルくん
DJイベントもやったりしてますよね?
TOMO
そうですね。STARFUKKERっていう、うちで始めたイベントなんですけど。ここでも月1くらいでやってたんですけど、音の問題でここではNGになってしまったので、EAGLE Tokyo Blueの方で、引き続きやっていこうと思ってるんですけど。やっぱり酒場なので、音楽大事だと思うので、心地よい音楽と美味しいお酒、より良い空間を作るってことは意識してます。
Q.色んなグッズがありますが、どんなものがあるんですか?
TOMO
基本Tシャツ系が多いんですけど、キーホルダー作ったり。あと不定期ではありますが、漫画家さんと提携して漫画を描いて頂いて、その漫画にちなんだ商品を作っております。あとうちGOGO BOYが多いんですよ、在籍のアルバイトに。そのうちの2人がBROTHER BEARSっていうチームを組んでいて、Tシャツを考えたり、コラボで販売してたりとかもしてます。後はまぁ委託販売なんですけど、BEAROLOGYさんのTシャツ、グッズと、EAGLE Tokyのオリジナルのもと、あと新しく日本男児ってブランドを立ち上げたんですけど、ちょっとかわいい感じのものの3ブランドで展開はしております。他にもアンダーウェアとかエプロンとかありますね(笑) 男前エプロンっていう日本っぽい漢字をモチーフにしたものもあるんですけど、酒屋さんみたいな感じ。結構フランスの方とかが割と日本の文化がすごく好きな人が多いんですよね。なのでフランス人の方がエプロン買って行きますね。漫画のTシャツとか、僕たちは街で着れないと思うんですけど、むこうでは全然街中で着ちゃってるんで。
デリヘルくん
そうなんですね!じゃーお客さんのニーズに合わせた商品開発をしているんですね。
TOMO
そうですね。あとはブランド認知で、もっとEAGLE Tokyoを知ってもらおうってとこですね。でもこれももう1つのビジネスになってますね。昔は全然売れなかったんですけど、今結構売れてきてまして、webも開設したところ、本当に世界中から注文が入りますし。
デリヘルくん
結構着てる人みますよ。
TOMO
本当ですか?ありがたいです。
Q.新店舗「EAGLE Tokyo Blue」について教えて下さい。
TOMO
コンセプトは「青」と「水」をテーマにしたゲイバーです。全体的に照明もブルー系だったり、あと中に大きい水槽が3つくらいありまして、海水魚をブルーの魚中心に入れていて、お魚を見ながらカクテルを飲む感じの大人っぽいオシャレな空間になってます。基本お酒を飲めるバーカウンターと、奥にイベントが出来るスペースがあって、平日に関してはハイテーブルやハイチェアーを置いてお酒を飲めるスペースになっています。週末に関してはステージもありますので、イベントを開催出来るスペースにもなってます。昼間も使っていただきたいなと思っているので、ライブイベントでも展示会でも、結構音響も良いもの入れてますし、割とスペースも広いので。まぁなんかあればよろしくお願いします。
デリヘルくん
女性も入れますか?
TOMO
もちろん、MIXなので。たぶん女性の方は好きだと思う。キレイな感じなんで。
Q.今、店で(または個人的に)流行っている事はありますか?
TOMO
あの、台湾スイーツ?(笑) ぼくね、流行りとか本当に疎いんですよ(笑) なんか最近一丁目に台湾スイーツのお店が出来たじゃないですか?あのタピオカのミルクとか…ほんとに?ちょっと、何流行ってんの?最近何流行ってんですか?世の中(笑)
デリヘルくん
最近盛り上がった事はありますか?
TOMO
うちのスタッフにブラジルと日本のハーフの子がいるんですけど、誕生日だったんで内輪で誕生日パーティーやったんですけど(笑) 結構お友達も沢山来てくれて、シュークリームとか投げつけられてました。掃除するのわたしなんですけどみたいな(笑)
デリヘルくん
パイじゃなくて、シュークリームなんですね。
TOMO
南米式ですね(笑)
Q.今後2丁目にどうなって欲しいですか?
TOMO
僕も2丁目に遊びに来て25年くらい経つのかな?昔はもっと人が沢山いて、本当に週末とかお祭り?ってくらい人がいたんですよ。今はやっぱり時代と共にSNSがこれだけ世を蔓延ると、それで済ませちゃう人がいっぱいいて、実際に飲み屋に来る人が減ってきちゃってると思うんですね。そういう人たちに対して、もっと遊びに来て欲しくて。実際に人と話す事って一番いいコミュニケーションだと思うんです。そういう楽しい場をぼくたちも提供していきたいと思っているので、その為に新しい若い子たちが集まりそうな事にどんどん提案して、楽しいよって言い続けたい。ちょっとでも興味持ってくれたら嬉しいなと思います。うちのお店をキッカケにどんどん人が出て来てくれればいいなってちょっと思ったりしてます。まぁ活気が昔みたいに戻ってきたらいいですよね。
Q.お店の告知や、宣伝等あればお願いします。
TOMO
マガジンも出ますし、それに伴った商品も販売する予定なので、色んな所とコラボしたりとか。この前台湾のお店とコラボしたんですけど、こういった色んな方と協力しながら盛り上げていけたらと思っているので、その都度告知します。
デリヘルくん
こういう人に来てほしいとかはありますか?
TOMO
全然誰でも興味があれば来ていただければ嬉しいですね。で楽しいなと思って帰ってくだされば幸せです。