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デリヘルくんが聞く!突撃インタビュー!!

vol.27 BACKROOM TOKYO いちろう

店舗名:BACKROOM TOKYO 店舗住所:東京都新宿区新宿2-14-13 ユニビル203 店舗電話:03-3356-9372 営業時間:21:00~翌5:00 定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
https://twitter.com/ichirobear

Q.デリバリーボーイズ訪問時のエピソード的なもの(印象に残ったこと、おもしろかったこと)はありますか?

いちろう

フライヤーとか持ってきて「こういうイベントやるんですね」とかって話することはありますけど、色々回らなくちゃいけなくて忙しそうだからあまり長くは話さないかな(笑) でも基本的にみんなフレンドリーで、嫌な感じとかも一切ないですし、毎週毎週持ってきてもらって助かっています。

デリヘルくん

お客さんの反応ってありますか?

いちろう

あまりないですね。だいたいいつもオープン前に電気を点けたくらいのタイミングで入ってきてくれるので。

Q.コンドームをキッカケにお客さんと会話になることはありますか?

いちろう

うちはアジアのお客さんとかも多くて、コンドームのパッケージがかわいいじゃないですか、向こうとかに売ってないので、コレかわいいとか言って持って帰られる海外のお客さんとかはいらっしゃいます。

デリヘルくん

コンドームがキッカケになって会話になることはありますか?

いちろう

前にSKYNってあったでしょ?あれが出たばっかりのときは、結構話題になりましたよ。モチモチしていて、ネコちゃんは楽って言ってました。

デリヘルくん

そこから派生して、セックスの話になったりしますか?

いちろう

ゲイバーなのでセックスの話とかはなります。みんな趣味趣向があったりとか、こういうのがあったとかって話はあったりしますね。

デリヘルくん

そういう会話の流れで、性感染症の話に発展することはありますか?

いちろう

いつもではないですけど、時々そういう話になったりします。うちは30代~50代がメインだったりするので、長くゲイ生活をしているとA肝とか梅毒とかになった経験がある人がいるので。そういう話になったりとか、こうなった時はこういう症状が出てびっくりしたとか、病院に行って抗生物質とか1週間飲んだとかって話になったりはします。

Q.お店の中でHIVや性感染症に関する相談を持ちかけられた経験はありますか?

いちろう

過去あったって話とかはあるけど、今の段階では中々言い辛いのかなって言うのもあるのと、友達でHIVポジティブの友達とかいますけど、生活する上では普通なので、それでって言うのはないですけど、昔20代の頃にお友達がなってしまって、個人的に相談したりとかはありますけど。お店でって言うのはあんまり無いですかね、今の所。

デリヘルくん

コンドームを最初に置こうと思ったキッカケは?

いちろう

もともと、他のお店で店子経験があって、そのお店がデリバリーボーイズのコンドームを置いていたので。お店をオープンするにあたって絶対あった方がいいなと思ったので、お店の近くにデリバリーボーイズがいたときに「今度お店をオープンするので、もしあれだったら、持ってきてもらえませんか?」って言ったのが始まりです。

Q.お店の名前の由来を教えて下さい。

いちろう

うちは店名がバックルームって言うんですけど、聞いたことのないお客さんは友達からバックルームに行かない?って言われると、ハプニングバー的な?脱ぎ系的なイメージを持たれるんですけど(笑) 至って普通のゲイバーで。僕は9年間ほどマレーシアのクアラルンプールにいたんですよ。そこにバックルームクアラルンプールって言って、3年くらいやっていたノンケのクラブなんですけど。2つフロアがあって、半分はゲイ半分はノンケみたいなクラブで。そこでいっぱい遊んでいて、そこで友達ができたり、思い出があったので。バーを開けようって思ったときにお店の名前は決めていたんですよ。バックルームにして、ここは東京なので、バックルームトウキョウに(笑) 脱ぎ系の他店さんと間違われることはよくあります。

デリヘルくん

前にここにあったお店もSM系のお店でしたからね(笑)

いちろう

前のお店の影響もありつつ、この屋号もありつつ(笑) よく間違われます。

デリヘルくん

デリバリーボーイズで訪問する時は、照明を落としていますよね?

いちろう

そうですね。もうちょっと暗くしています。

デリヘルくん

照明の色がブルーなのが印象的だなって思うんですけど、それはなにか意識を?

いちろう

一応、最初は照明を結構明るくしていたんですけど、うちの年齢層はやっぱり40~50になってくると、ちょっと煌々と明るいのはっていうご指摘を頂いて、若干暗めにしています。

デリヘルくん

青いのは何か理由があるんですか?

いちろう

青いのは自分が青が好きだから、青にしているだけです(笑) 別にエロい雰囲気を作ろうとしているわけではなく。

デリヘルくん

それも相まってそういうイメージがあるのかなって。

いちろう

うちは一切、脱ぎ禁止ですので。

デリヘルくん

(笑)

いちろう

普通のゲイバーです。安心して下さい(笑)

Q.シルバニアファミリーがお好きなんですか?

いちろう

シルバニアファミリーは好きでもなんでも無いんですよ。とても仲のいい韓国人のお友達がいらっしゃって、その子がシルバニアファミリーマニアなんですよ。それでシルバニアファミリーの限定品が売っているところがあるんですけど、それが静岡とか茨城とかの結構マイナーなテーマパークにあって。友達があんまり日本語が堪能でないというのと、自分も平日とかに気分転換で外に出たいんで、じゃあ行く?って言ったら一緒に行くよって感じで静岡とか茨城とか。あとこの前35周年記念展って言うのが銀座の松屋であったんですよ。それに一緒に着いていったりとか、その程度です(笑) 一応、ぬいぐるみとかと一緒に写真を撮っていますけど、別にマニアってわけじゃないです。コレ韓国の方に頂いたんですよ。母体はシルバニアファミリーなんですけど、衣装とか韓国の結婚式風は、その友達が作ってくれて。でもマニアではないです(笑)

Q.外国籍の方が結構いらっしゃるということでしたが、以前デリバリーボーイズが訪問したときにお店の中で英語の勉強会をしていたっていう報告があるのですが、そういうのがあるんですか?

いちろう

お店では設けてはいないんですけど、観光バーでアルバイトをしているノンケの学生さんがいて、そこのマスターから、この子の英語を上達させたいというので、お店のオープン2時間前くらいに週1くらいで来てもらって英語のレッスンをしてたとかはありますけど。お店自体では特にやってはいないです。

デリヘルくん

二丁目の中でも、来年にオリンピックに向けて英会話を勉強されている人たちがいっぱいいるって聞いたので、その一環なのかなって。

いちろう

ではなくて、個人的に教えていたくらいで。TOEICとかそっちの点をあげたいというので。

デリヘルくん

英語のお客さんが来ても大丈夫なんですか?

いちろう

全然大丈夫です。英語であれば(笑)

デリヘルくん

英語はご自身で勉強されていたんですか?

いちろう

自分は海外生活が長かったので、英語は一応バイリンガルでお話できます。

デリヘルくん

すごーい!あとは、夏だとお店の中で流しそうめんをやっていたりだとか、クリスマス周辺で唐揚げナゲット食べ放題をやっていたりだとか。

いちろう

あー、やってました、ハイ(笑)

デリヘルくん

そういう季節に合わせた催しものが結構印象的だったので、そういうのを意識してやられているんですか?

いちろう

そうですね、流しそうめんはボックスの方にジャンボスライダーみたいなやつと、カウンターは流しそうめん機を置いて。クリスマスの時は唐揚げとナゲット食べ放題で出していたりとか、そういうイベントを季節ごとにやってはいます。

デリヘルくん

今までずっと?

いちろう

そうですね、夏の流しそうめんと冬の唐揚げ食べ放題はオープンからやっていますね。

デリヘルくん

他のイベントの時は、なにかやっていらっしゃるんですか?

いちろう

4月後半くらいに周年と、10月にバースデーとかですかね。あとは、忘年会やったり、新年会やったりそういうのですかね。

デリヘルくん

季節ごとの流しそうめんとか、唐揚げ食べ放題とかをしようと思ったキッカケは?

いちろう

キッカケは、なんか季節っぽいかなっていう感じで。夏といえば流しそうめんっていう。今年やった流しそうめんでは、和装もしくはアロハを来てくれたお客さんに対しては特典で台湾風かき氷を出すっていう。

デリヘルくん

へぇ!台湾風かき氷?

いちろう

マンゴーピューレと冷凍のやつで種を作るんですよ、凍らせて。それを薄くかき氷機で。シロップとかかけずに、氷自体に味がついているやつなんです。

デリヘルくん

へぇ、すごい。

Q.お店の中でも、個人的でもいいのですが、流行っていることは?

いちろう

今ハマっているものは、「POSE」っていうアメリカのドラマなんですけど、1980年代中旬くらいのニューヨークを舞台にした、トランスジェンダーが主役で、俳優さんもトランスジェンダーの方が演じていらっしゃるんですよ。ああいう時代なので、家族とか、性転換手術であったりだとか、80年代だからHIVっていうのも死の病っていうイメージが強かった時代のストーリーなんですよ。それで、ボールっていうクラブみたいなところで、衣装とか踊りとかを競うっていうのをベースに時代背景のいろんなトピックが入って8話くらいなんですけど、コレが今ハマっています。コレめっちゃ面白いです。

デリヘルくん

FOXチャンネルで見れるんですね。

いちろう

日本ではアマゾンプライムでもやっているとは思うけど、アマゾンプライムの無料のやつにはなっていないかも。

デリヘルくん

それをお店でも流しているんですね。

Q.今後の二丁目への展望などあれば教えて下さい。

いちろう

今は(二丁目は)観光化しているかもしれないですけど、でもあまり観光地化はしてほしくないなって言うのが希望で、うまいミックス?そんなに自分もめちゃくちゃ長くはないので、二丁目も。でもノンケとゲイとレズビアンが上手いバランスで共存できたらなって思います。ゲイの人でもノンケの人に見られたくないとか、会いたくないとかあると思うんで。そういう上手いバランスを保てたらなって思いますけど。最近はテレビの影響で、スマホ片手にノンケの女の子2~3人組で歩いていたりとかすると、見られたくないゲイの方は出づらくなって来ちゃうのかなって言う思いはあるの。いなくなれとは言わないですけど、上手いバランスで保っていければなとは思っています。

Q.ハズキルーペの写真が衝撃的だったんですが、アレは周年か何かで披露されたんですか?

いちろう

周年パーティーのときに、ハズキルーペコマーシャルパロディの動画を撮影したんですよ。

デリヘルくん

いろんな衣装の写真が多くて、T.M.Revolutionの写真とかもあって。

いちろう

T.M.Revolutionもやってましたね(笑) 周年とかバースデーとかはコスプレしていたり、女装とかしています。一応10月19日にバースデーをやるつもりでいるので、その時は女装の予定です。

デリヘルくん

もう決まっているんですか?

いちろう

こう言うのでいきたいな、っていうのはあります。年に1回ヒゲを剃るときなので、ヒゲを剃るの嫌なんですけどね(笑) ヒゲを剃ってから5日間くらいは外出るときにマスクしています。

デリヘルくん

(笑)

いちろう

嫌じゃないですか?(笑)

デリヘルくん

どれくらいで生え揃いますか?

いちろう

1週間ちょっとくらいでは生えてきますけど。もうずっと長くコレ(髭)なので。下をパイパンにするか、ヒゲを剃るかって言ったら全然下をパイパンにした方がいい。

デリヘルくん

(笑)

いちろう

落ち着かないよね。でも他の人はそんなに気がついていなかったりするんだよね。ぱっと見たら、あれ、なんか今日違うなみたいな。言ったら、あぁっていう人はいるけど(笑) でも自分的になんとなくいつもあるものが、顎を隠しているので。

Q.お店の告知があれば

いちろう

直近だと10月19日にバースデーをするんですけど、その後だとクリスマスが近づいてくれば唐揚げ食べ放題でクリスマスパーティーしたりだとか、4月後半が周年になるので、周年だったり。ちょこちょこと、そんなに派手にはやってないですけどイベントをやっていますので、是非お越し頂ければと思います。いろんなアジア人のお友達とか、英語がちょっとっていう人でもお声掛け頂ければと思います。

デリヘルくん

こういうお店だから来てね、みたいなのがあれば。

いちろう

別に体型とか縛りなく幅広く受けているので。ただ自分の年齢から言うと、お客さんの年齢層が30代後半~50代前半がメイン層になっちゃうのかなっていう感じと、若いお客さんが来ると、だいたいおじさん好きな若い子になるのでいつも。落ち着いた店ですので気軽に飲みに来て下さい。

デ:ありがとうございます。

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