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デリヘルくんが聞く!突撃インタビュー!!

vol.46 番外編 松岡弘明

店舗名:aktaとの連携:YouTubeチャンネルの動画編集を担当 店舗住所:所属団体:カミハグプロダクション株式会社代表総取締役社長 店舗電話:YouTubeチャンネル「カミングアウトハグ」 営業時間:aktaでは様々な人たちと連携をしながら活動や制作を行っています。この番外編では、連携している関係者へスポットをあて、活動や制作の裏側をお伝えしていきます! 定休日:-
https://www.youtube.com/channel/UCCqxbEqT-ez1t_vZFuYJ5Eg

Q.aktaとはどのような連携をされていますか?

松岡弘明

aktaさんとはですね、aktaのYouTubeチャンネルの映像制作のお手伝いをさせていただいておりまして、主に映像編集を担当しております。以前だと「HIVcheck」のシミュレーションムービーなどの撮影と編集をやらせていただきました。

デリヘルくん

最初に関わるキッカケはなんだったんですか?

松岡弘明

キッカケ?なんやったっけ?デリバリーボーイズに参加したのがキッカケかな?で、なんか忘年会も参加したんですよね。

デリヘルくん

あー。デリヘルのアルバムに写真はありますね。

松岡弘明

ちょっと記憶が曖昧ですけど、デリバリーボーイズに参加して、忘年会に参加して、それで映像制作をやってもらうのどうですかって岩橋さん(NPOakta理事長)に言われた気がします。

デリヘルくん

じゃー会話の中から派生していって、今ではガッツリ関わっているって感じなんですね。

松岡弘明

そんな感じです。

デリヘルくん

なるほど。基本的には映像の編集を担当してもらっていると思いますが、編集する時のこだわりみたいなものはありますか?

松岡弘明

えー(笑) こだわり?aktaさんの動画を編集しているときは・・・。ちょっと待って、なんか緊張してきちゃう(笑)

デリヘルくん

(笑)

松岡弘明

ちゃんと言葉にしようと思うと緊張する(笑) HIVに関して言うと僕も知らないことがあるので、学びたいなって感覚があって。それでデリバリーボーイズとかを始めたのもあって、自分が見た時にどういうテロップとか、どういう雰囲気で情報提供してくれたら見やすいかなっていうのは意識していて。aktaさんの動画は結構ポップな感じになっていると思うんですけど、それは僕みたいにHIVのことを知りたいけど積極的じゃなくて面白いから見るっていう人向けに届けばいいなっていうのがあるのと、あとは企画から打ち合わせとかも一緒にするじゃないですか。aktaのメンバーがこれを発信したいんだろうな、この言葉は入れたいだろうなってのもなんとなくわかるところがあって、それはテロップで絶対反映させてやろうっていうのはあります。例えばandの奏さんの動画は最後の方に「あなたたちそういうのやってくれるのホント嬉しいのよ」って言うのがあるじゃないですか。これ多分テロップ入れた方がいいやついやなみたいな、とかは思ったりした(笑)

デリヘルくん

松岡さんの場合は、最近は編集を担当するっていう分担で、撮影には立ち会わないことが多いと思うんですが、茶番が入っていたりとか台本にないものが入っていたりとかそういうのを見て編集で困ることとかありますか?(笑)

松岡弘明

(笑) 困ること?そんなないですけど。撮影に至るまでに試行錯誤もあったじゃないですか。カメラやマイクを買ったりとか、どういう絵にするか?みたいなとか僕が知っていることをお伝えしたりとかで、みんなで試行錯誤しながら撮影を始めて、それが絵になってるなっていうのも、素材をもらった時に思うし、踊り子さんとK.D.の掛け合いって面白いじゃないですか(笑) 茶番ていうかコントっていうか、よーやれてんなって思って。もっと色々やってほしいと思いますし、もっとやれるとも思ってます(笑)

デリヘルくん

たまにガッツリカットされてますけどね(笑)

松岡弘明

(笑) 結構知らん漫画ネタとか出してくる時あるから、そんときは腹立つというか。

デリヘルくん

(笑) 今後のチャンネルとしての目標って何かありますか?

松岡弘明

aktaってMSMを対象にした予防啓発団体の中でも知名度があるというか、いろんな人が見てるというか。それこそ情報を頼りにしてる人が多いと思うし、結構日本を代表するHIV予防啓発団体として突き進んでいると思うので、YouTubeチャンネルとしても『HIVの予防啓発のジャンルでいうと、ここです!』みたいな感じになっていってくれるといいと思います。(まぁ、ちょっとぷれいす東京さんとも今やってるんで、あれですけど・・・)(小声)

デリヘルくん

ありがとうございます(笑)

松岡弘明

ぷれいす東京さんも大好きです(笑) YouTubeチャンネルとしてはポップに出しているっていうところでいうと、日本を代表するYouTubeチャンネルになっていければいいなと思ってます。

Q.aktaの活動自体にはどのような印象を持たれていますか?

松岡弘明

aktaを知ったのは、大学2年の時に大阪にある「dista」にちょいちょい行きだして、その時に多分情報ラックみたいなところにaktaの冊子があったと思うんですよね。aktaはモデルさんが表紙のオシャレ冊子が出ていたじゃないですか。

デリヘルくん

昔のマンスリーペーパーかな?

松岡弘明

最初のaktaはイメージはそれなんですよね。オシャレってイメージ。デザインとかイラストとかもオシャレっていうイメージを持ってて、いざaktaに来てみてもオシャレっていうか。全体的に木をベースにしてオシャレじゃないですか。今も出てくる情報冊子とか、Webページもそうですが、デザイン拘ってらっしゃるじゃないですか。だからそういう、オシャレってイメージ。東京って感じ(笑)

デリヘルくん

確かにaktaはデザインやビジュアルには重きをおいていますね。

松岡弘明

田舎から出てきたもんとしては、東京のHIVの啓発はオシャレにいってるんや(笑)みたいな。それでなんか近づきたいなと思いました。

デリヘルくん

それのファーストコンタクトがデリバリーボーイズだったってこと?

松岡弘明

最初の最初はSave the Prideってパレードやってたんですけど。その時打ち合わせの場所を使わしてもらってたっていうのが最初かな。

デリヘルくん

やってたね。デリバリーボーイズにも参加してくれてたと思うんですけど、デリバリーボーイズのイメージはどんな感じですか?

松岡弘明

もう、やっぱツナギが可愛いイメージで、金曜日に飲みに出る時に仲通りとか歩いているのをチラッとみてて。かわいいツナギとか着てワチャワチャしてて。楽しそうやなってイメージでした。

デリヘルくん

それでやってみようかなってなったんですか?

松岡弘明

人生に一回くらいやってみたいな、みたいな。それでツナギとかも着てみたくてやった気がします。

デリヘルくん

実際やってみてどうでした?

松岡弘明

僕もバーとか好きなんですけど、知らないお店とかたくさんあるなって。リストを出して4つぐらいのエリアに分かれていくじゃないですか。で、エリアごとに知らん店もあれば知ってる店もあって、バーでの会話とか楽しかったイメージ。あと、終わってから飲みに行くこともあるじゃないですか。それが楽しかった。

デリヘルくん

またいつでもお待ちしてます。デリバリーボーイズを通して、HIVとか性感染症のことを見聞きするようになったと思うんですけど。松岡さんにとって関わる前はHIVにどんなイメージをもってました?

松岡弘明

HIVのイメージは結構大変そうみたいな。それこそ弱っていくんかなってイメージでした。

デリヘルくん

意識することはありましたか?

松岡弘明

意識してたかも。HIVのこと知ったのいつかな?大学2年くらなんですけど、でも僕なんかでも、HIVは怖いイメージがあって。やたらにエッチしたら感染しちゃいそうっていうイメージ。で、感染したくないって感覚はあって。で、自分のフェチっていうか、嗜好もあってかあんまりお尻を使う?的なのは最初から積極的じゃなかった。

デリヘルくん

(笑)

松岡弘明

(笑) 結構バニラなんですけどワタシ。だから・・・どんな質問でしたっけ?

デリヘルくん

HIVの・・・

松岡弘明

だからそういうのもあって、あんまりお尻をガンガンやりたいとは。ちょっとリスクがある上でお尻を使いたいか?って思った時に、そんなに(お尻を)使わなくていいかもみたいな感じはありました。そんなに受けは得意じゃないし。それやったらバニラとかフェチ寄りなエッチでいいかな。リスクも少ないし、みたいな感覚があったかも。

デリヘルくん

なるほど。なんかプライベートの時に周囲の人たちとセックスの話とか性感染症のことでもいいですけど、会話する機会ってあります?

松岡弘明

あります。セックスの会話するときは、恋愛の話の時にセックスの話が出てきて。セックスの相性ってどこまで意識する?みたいなところの話になり。あとは付き合ってずっとセックスしたい?みたいな。するのが理想かどうかみたいな。友達と話してる時に友達とかは彼氏とずっとエッチしたいみたいな。でも、僕の場合は別にエッチがなくなってもいいかなみたいな。そこは別に他の人でもみたいな(笑)

デリヘルくん

ほう。恋愛の延長でセックスの話が多いんですかね?

松岡弘明

そうですね。でも、aktaで映像制作に関わらせてもらってからは友達も僕がそれやってるの知ってるから、たまにそういうHIVの話とかちょいちょい出たりします。

デリヘルくん

そういうのも踏まえて、周囲の人たちからHIVとか性感染症に関しての相談を受けること、もしくは相談した経験はあります?

松岡弘明

ほぼないかも。

デリヘルくん

周りにそういったことを話せる人がいなかったから?

松岡弘明

そうですね。いなかった気がする。仲がいい友達いるけど、そういう話はあんまりしてこなかった気がします。

デリヘルくん

しづらい印象があったって感じですか?

松岡弘明

あった。あかんことをしたって、だからそうなったんちゃうの?って僕の思い込みがあって。僕が性感染症に罹ったときも言いづらかった。

デリヘルくん

なるほど。

松岡弘明

身近にこうやったよって経験した人に話聞ける場にいてたらまた違ったのかと思います。

Q.松岡さんは普段は何をしている人ですか?

松岡弘明

メインは映像制作の仕事を法人化をして自営業としてやってます。

デリヘルくん

映像制作の仕事ではどういう映像を主に撮ってるんですか?

松岡弘明

今メインはLGBTQ関係のNPO団体の映像作品。YouTubeチャンネルやられてる団体が多いので、YouTube用の動画だったり発信する用の動画を撮影したり編集したりすることが多いですね今は。

デリヘルくん

他にはどんなことをしてますか?

松岡弘明

あとは自分でも「カミングアウトハグ」っていうYouTubeチャンネルをやっておりまして、そこでは新宿2丁目のゲイバーのママに、カミングアウトストーリーをインタビューしてそれを動画にしたり。あとは僕自身カミングアウトについて結構興味があるというか、母親にカミングアウトできずに癌で亡くして、すごい後悔した経験があって。もし大切な人が元気なうちにカミングアウトしたいと思ったときに、どうやったらうまくいくもんなのか自分なりに研究したのもあって、心理学とか「伝え方」の本を読んだりとか、色んな体験談を聞く中で。それで自分でまとめたのをYouTubeで「カミングアウトに役立つポイント」みたいな感じで発信したりとかしてます。

デリヘルくん

それでカミングアウトハグっていうのができ上がったってことですね。

松岡弘明

はい。特にLGBTQをカミングアウトする時って、そのこと自体は正しいと思うので、受け入れられることではあると思うんですけど、ただカミングアウトされた側の人って、知識がなかったり、固定概念があったりすると拒否感があったりとか。自分の父親にカミングアウトした時もそういうことがあって。でも「こういう反応する人無理だ」じゃなくて、どうやったらもう一回関係性作れるかみたいな。そんなやりとりが結構大事だなっていう思うところがあるので、受け入れる側の人がどう伝えると相手が受け入れやすくなるかみたいなのをカミングアウトのコツとして、発信していきたいと思ってるし、カミングアウトのエピソードを発信する時もどういう会話をして分かち合いに至ったのかみたいなのを結構しっかり話してもらうように、そういう事をちょっと意識してます。

デリヘルくん

カミングアウトを受け入れるところを大事にしてるってところからの「カミングアウトハグ」ってタイトルってことですか?

松岡弘明

カミングアウトハグっていうのはカミングアウトからいろんな会話を通じて最終的にハグレベルの関係になってくれっていう(笑) そんな思いでYouTubeチャンネルをやってます。

デリヘルくん

カミングアウトハグのプロジェクトをやられてたのってまだ関西の方にいる時から?

松岡弘明

違うんすよ。東京に出てきて最初大学院でこっち出てきたんですけど、普通に就職でIT系の会社に3年間勤めて、そのあと辞めて映像制作会社に8ヶ月くらいいて、それまた辞めて。でたまたま編集教えてくれる人がいたんで自分で編集し始めて。一回YouTubeに試しに出してみようみたいな。その時は台湾のパレードに行ってみたって動画を出してみたんですけど、そっから徐々に自分の友達にカミングアウトされた時どう思ったみたいなのをインタビューとかしたのを載せ始めたりして、インタビュー形式のをやってきたって感じです。2017年くらいからです。

デリヘルくん

タンメンって名乗ってた頃ですよね?

松岡弘明

そうそう(苦笑) タンメンって名乗ってた(笑) 今でもそうだけど、どう名乗ればいいか迷走してて(笑) タンメンつっても分からんやんか、何でタンメンっていうのか。

デリヘルくん

大学の時にそういうあだ名だったっていうのは見ました。かなり調べたので。

松岡弘明

いやん。

デリヘルくん

いやん(笑) 東京に出てきた理由は進学で?

松岡弘明

東京に出てきたのは最新のゲイカルチャー知りたいってのがデカかった。色々あんねんけど大学院が東京大学なんですけど。東大も僕ドラゴン桜見てた世代なので、東大の大学受験受けたんですよ。で、落ちて阪大行って、親もせっかくだったら行って欲しそうな雰囲気があって、最後理系だったんですけど、理系だと大学から大学院に結構行きやすくて大学も通いやすいんですよ。そういうのもあって阪大から東大の院を受けて、そしたら東大っていう学歴もついて親も納得するし、院やったらフラフラ遊んでても大丈夫やって(笑) アカンけど。東京出てきたら2丁目とかパレードとか色々踏み入れるなっていうのが大きかったです。あとaktaに対しても憧れがありましたし。

デリヘルくん

なるほどね。地元のゲイカルチャーってあまりオープンではない感じだったんですかね?

松岡弘明

自分奈良県出身なんですけど、大学のときに寮に入るので大阪に出てきて、大学から大阪に住んでたんですけど。その時たまに堂山とか大阪のゲイタウンに飲みに行ったことがあるんですけど、なかなか馴染めなかったっていうか。僕は奈良県ていうコンプレックス?大阪からしたら名古屋、東京まで行くと遠くから来たね見たいなウェルカムな雰囲気があるんですけど。奈良からやと「あ、なんかちょっと、奈良から来たのね?」みたいな(笑)

デリヘルくん

そんな感じなんですね?

松岡弘明

そうそう(笑) ていうのもあったような気もするし、馴染み方も知らなくて。バーのマナーとかもあったりして、それが普通に高校を出て経験のない状態でバーとか飲みに行くと馴染めなくて。体型的にも中途半端っていうか相手にされなくて。悔しくて絶対東京では行きつけのバーを見つけるっていう確固たる思いがありまして。

デリヘルくん

行きつけのお店はできたんですか?

松岡弘明

できたんですよね。

デリヘルくん

よかったよかった(笑)

松岡弘明

その時はジンクってお店が。めっちゃ頑張ったもん振る舞い方。

デリヘルくん

(笑) どういう頑張りだったんですか?

松岡弘明

いや、ちょ、恥ずかしい。そもそもボトル入れるっていうのも大阪では「なんでそんなお金出さないかんのやろう」って思ってたところがあって。

デリヘルくん

セット料金とかありますよね。

松岡弘明

そう。でもしっかりコミットというか「ここで飲む覚悟があります」みたいなのがあるじゃないですかボトル入れるって。なんで早い段階でボトル入れます!って。あとはバーのママさんとの会話もなるべく自分が暴走しないように話を聞いて答えるみたいな、ちょっと上手く言えないんですけど。大阪の時はなんか上手く会話できなかったんですよね。

デリヘルくん

地域柄もあるのかな?とは思いますが。

松岡弘明

馴染める人はすぐ馴染めると思うんですけど。ノリってあるじゃないですか。バーのノリ?学校とかのノリとはまた違う。大阪も東京もノリが重なるところがあると思うんですけど、こう聞かれたらこう返すのがウケるみたいなのが大阪の時は分からなくて、それを東京ではこう答えたらいいはずみたいなのを答えてなんとかなったみたいな。めっちゃふわっとした感じなんですけど。バーとか馴染めた?

デリヘルくん

最初は紹介で連れてってもらったんでそれなりに。

松岡弘明

東京って紹介多いイメージある。

デリヘルくん

最初は友達に連れてってもらえればハードルはめっちゃ下がる気がしますけど。

松岡弘明

リアルしても大阪よりも東京の方が飲みに行きますか?みたいな頻度が多い気がする。何となくですが。

デリヘルくん

ほう。

松岡弘明

東京来れてよかったっす。東京楽しい(笑)

デリヘルくん

いい話ですね。

松岡弘明

LGBT団体も東京にきたからこそ一番最先端な、やってる人と関わることもできて、その中に入れてやってるのもすごい楽しいです。

デリヘルくん

そんな中で今はプライドハウス東京レガシーのスタッフもやられてるってことですけど、それはどういったキッカケがあったんですか?

松岡弘明

でも、なんか2018年くらいに編集を教えてくれた師匠的な人がいるんですけど。その人の結婚式がアメリカ合衆国のサンタフェの方にあって呼ばれたんですよね。で、行ってせっかくだから帰りにサンフランシスコに行こうって思って。でサンフランシスコ寄ったときにLGBTQセンターがあったんですよ。そのセンターがあるってことは事前に聞いてたから「行くなら行ってきたら?」って言われてて行ってみようと思って。行ったらビル全体が5階建くらいなんですけどユースのエリア、相談エリアとか、違う国からきた人が交流できるスペースとか1箇所でまとめられてて、日本だといろんなところに点在している時だったんで、こんなんあるんやすごいってなって、日本でもこういうのするタイミングあったら関わりたいとその時思ったのがキッカケでした。

デリヘルくん

今はどういう役割を?

松岡弘明

スタッフとして入って来訪者と会話したり対応したり。あとはプライドハウス東京のYouTubeチャンネルをやってて、それの映像制作をしたりしてるのが関わり方としてはメインですかね。

デリヘルくん

美味しいコーヒーが飲めるって聞きました(笑)

松岡弘明

あの、コーヒーマシンを入れてやってるんですけどaktaさんのを参考にしてやってます。

デリヘルくん

美味しいコーヒーとか出してたかな?

松岡弘明

aktaさんの雰囲気作りを参考にしてやってるみたいです。

デリヘルくん

そうなんですか。

松岡弘明

ふふふ(笑)

Q.今、流行っている事はありますか?

松岡弘明

今流行ってるのは完全に「ドラゴン桜」ですね(笑)

デリヘルくん

ドラマですか?

松岡弘明

はい。第1期の山Pとか出てた回も見てたんですよ。そん時にガーって奮い立たされて。絶対東大行く!みたいな気持ちになったのね。で、実際受けて落ちて、で最終的に東大行ったわけなんですが。就職してから「だから?」みたいな状況がずっと続いてたように感じてたんですよ。でもなんか「ドラゴン桜」をあらためて見始めたときに「よく頑張ったな俺、頑張っててんな」みたいな。自分で思うし。桜木先生が「今みたいな状況を打破したかったら、東大行け!」っていうんですよ。

デリヘルくん

・・・。

松岡弘明

(笑)「バカとブスこそ東大へ行け !」って言うわけ。

デリヘルくん

(笑)

松岡弘明

「東大に行けば全て何とかしてくれる」って言うわけ。で「確かにな」って思ったわけ(笑) 東大出てみて思うのは、結構LGBTQや、aktaさんで映像制作させてもらうにしても、プライドハウス東京だったり東京レインボープライドだったり関わらせてもらうのも、信頼してもらえてるところがあるのかなみたいな。別にスキルがあるわけじゃないけど、肩書きみたいなのがあることでいろんなところにノックして入れてもらえやすい状況があったりして(笑)←唐突な笑い

デリヘルくん

どうしました?

松岡弘明

自分やったら記事にしにくいな、みたいな(笑) 改めて「頑張ってたんだね、僕、よかったね」みたいなのを感じる。今受験勉強でもがいてる人がいるんだろうな、これ見て奮い立たされてる人がいるんだと思うし、そういう人「ガンバ!」みたいなとか思いながら「ドラゴン桜」を見るのが楽しい。

デリヘルくん

ほう。いい話・・・ですね。

松岡弘明

ホンマ(笑) 恥ずっ。

Q.2丁目に持ってたイメージと今後に期待することを教えてください。

松岡弘明

華やかなイメージがあって。最初に東京来た時にパレードがあって、それに行った。mixiで知り合った人に「こない?」って。

デリヘルくん

mixi(笑)

松岡弘明

そうそう(笑)「こない?」って声かけてもらったのが初めてだったんですけど、丁度パレードの時期だったから、代々木公園で楽しんだ後は、ご飯食べて、2丁目に行くわけですよ。そしたらウワーって人がいてて、キラキラ〜ってしてた、街全体が。んでその日は絶対24会館泊まろう、せっかくやしって。そしたらめっちゃ人がいたの。もうお風呂もごった返しててロッカーも全部埋まってるみたいな感じで。すっごーみたいなイメージです(笑)

デリヘルくん

今は2丁目の中で関わり始めてもっとこうなったらいいなっていうビジョンがあったら教えてください。

松岡弘明

そっから東京に来て、行きつけのバーができて悩みを相談できたりもするし。飲みたいなって思った時に寄り添ってくれるような街だなって思って。癒しの場所だなって東京に来てからすごい思っていて。飲みで失敗とかもあるんですけど(笑) その中でコロナ禍になって全然飲みに行けない状況になった時に、なんでバーがこんな感じにならなあかんのやろうな?って。人の交流って大事やと思うけど、そこでバーができなくなる状況って「なんの試練なんや?」って思ったりしました。今後でいうと、復活してほしい思いもあるし、今ってアプリも進んでるからそこでリアルして輪が広がってバーがなくてもみたいな話も聞いたり聞かなかったりするけど、セーフティーゾーンっていうか。話ができる場所として2丁目ってすごい意味がある場所だから。なんかあったらこの店でママと話せるみたいな一つの場所として、みんなの心にあるようになってほしい。なれる場所だと思うし2丁目はって思ってます。

Q.最後に一言、宣伝や告知があれば。

松岡弘明

カミングアウトハグで以前インタビューした九州男のかつきママの動画をスケールアップしたドキュメンタリー映画を作ろうとしてまして。それは実際に沖縄に行ってかつきさんにカミングアウトストーリーを話してもらいつつ、でカミングアウトされた人にもどう受け入れていったかみたいなのをインタビューするっていうドキュメンタリー映画を作ろうとしてまして。10月11日の国際カミングアウトデーにYouTubeで配信しようとしてるところでございます。

デリヘルくん

撮り直すってことですか?

松岡弘明

撮り直しつつ、新撮入れつつ。東京のシーンも入れつつ沖縄のシーンも入れつつ。スケール上げつつ沖縄のホンワカした雰囲気も入れつつドキュメンタリー映画やけどふわっと見れたらなって感じのを作ってみんなに見て欲しいなって思います。

デリヘルくん

これを見ている読者へ一言お願いします。

松岡弘明

ちなみに、クラウドファンディングもちょっとやろうかなって思ってます(笑)

デリヘルくん

宣伝かいっ!!

松岡弘明

あ、読者に一言ですか?

デリヘルくん

お願いします。

松岡弘明

えっと、aktaのYouTubeチャンネルを引き続きポップな感じで、親しみやすくHIVだったり性感染症について知れる番組にしていけるように、映像制作に関わっていきたいと思うんで、是非みてください。

デリヘルくん

ありがとうございました。

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